ぐるなびは7月上旬、飲食店向けに国産食材を販売するEC(インターネット通販)サイト「ぐるなびFOODMALL(フードモール)」を立ち上げる。飲食店は生産者や卸から通常価格の半額で食材を購入できる。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で通常営業が難しい飲食店と、在庫の滞留や価格の低下に悩む生産者・卸の双方を支援するのが目的。同サイトの利用には事前登録が必要で、5月29日から飲食店の先行登録を開始した。
同サイトには、生産者や卸が和牛肉、マグロやブリ、マダイなどの魚介類、メロンやマンゴーなどの果物、茶葉などを出品する。食材を割安価格で仕入れることで、飲食店がデリバリーやテークアウト、キッチンカーでの販売など、販路を多角化できるよう後押しする。
生産者・卸は通常価格の半額で販売しても、農林水産省の補助で半額分の金額を受け取ることができる。