米シスコ、11─1月期利益は予想下回る 供給網問題でコスト増

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シスコのロゴ
米ネットワーク機器大手シスコシステムズは、第2・四半期(11─1月期)の1株利益が0.80─0.82ドルになると予想した。写真は同社のロゴ。バルセロナで2018年2月撮影(2021年 ロイター/Yves Herman)

[17日 ロイター] – 米ネットワーク機器大手シスコシステムズは、第2・四半期(11─1月期)の1株利益が0.80─0.82ドルになると予想した。中間値はリフィニティブIBESによる市場予想0.82ドルをわずかに下回った。

今四半期の会社予想を受けて株価は6.3%安。半導体価格の上昇を含むサプライチェーン(供給網)問題がネットワークハードウエア事業のコストを押し上げている。

シスコのチャック・ロビンス最高経営責任者(CEO)は発表文で「非常にダイナミックな供給環境」に直面していると指摘した。

同社は第2・四半期の売上高について、前年同期比4.5─6.5%増加すると予想。市場予想は約7.4%増となっている。

同社によると、受注は33%増加しており、強い需要を示しているものの、供給問題のために収入に結びつけることができていない。

シスコは主にネットワークハードウェアで知られているが、4年以内に収入のほぼ半分をソフトウェアやその他の継続的なサービスの販売から得られるようになると予想している。

第1・四半期(8─10月期)決算は、売上高が129億ドルとなった。アナリスト予想平均は129億8000万ドルだった。

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