ローソン、店舗配送車両の運行をAIで最適化、群馬県で実証実験

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ローソンは10月から、店舗配送車両の運行スケジュールをAI(人工知能)を使って最適化する実証実験を始める。

 ローソンは10月から、店舗配送車両の運行スケジュールをAI(人工知能)を使って最適化する実証実験を始める。配送車両の台数と二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。

 実証実験は、配車最適化システムを提供するオプティマインド(名古屋市)と共同で行う。まずは、約400店舗に向けた配送拠点となっている群馬県の常温・冷凍の配送センターの配送ダイヤグラム(運行表)をAIを活用して最適化する。

 事前に同配送センターの配送車両48台の走行軌跡をGPSで詳細に解析した上で、店舗ごとの物量データを加味し、AIで店舗配送ダイヤグラムを作成したところ、配送台数を約8%(4台)、CO2排出量を約7%(年間約100トン)削減できることがわかったという。今後、他の配送センターでもAIによる配送ダイヤグラムの作成を広げる

 ローソンの店舗配送ダイヤグラムは3カ月ごとの更新となっているが、2023年度中には各店舗の在庫状況や発注数量を基に、AIが毎日ダイヤグラムを自動作成するシステムに切り替える予定だ。群馬県の配送センターで行ったシミュレーションでは、ダイヤグラムを毎日更新した場合、配送台数を約15%、CO2排出量を約17%削減できることを確認できたという。

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