IT見本市のCEATEC、初のネット開催で来場者最多を目指す

ロイター
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2014年のCEATECの様子
10月19日、CEATEC(シーテック)実施協議会は、初めて完全オンラインで開催する家電・IT(情報技術)の見本市「CEATEC 2020 ONLINE(シーテック 2020 オンライン)」の出展申し込み数が、356社/団体になったと発表した。写真は2014年のCEATEC。同年10月千葉で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 19日 ロイター] – CEATEC(シーテック)実施協議会は19日、初めて完全オンラインで開催する家電・IT(情報技術)の見本市「CEATEC 2020 ONLINE(シーテック 2020 オンライン)」の出展申し込み数が、356社/団体になったと発表した。前年の355を上回った。海外からの来場者も増えると見込み、来場者数は過去最多の20万人超を目指す。これまでの最多は2007年の20万5859人。

20―23日に開催する。各ブースの展示や講演の映像は12月末までオンデマンド配信する。ニューノーマル(新たな暮らし)におけるテクノロジーのあり方などがテーマ。鹿野清エグゼクティブプロデューサーは説明会で「オンラインならではの特徴を生かし、時間・場所を超えて体験してほしい」と述べた。

出展企業のブースでは、展示パネルの画像や動画の視聴のほか、資料のダウンロードも可能。開催期間中は説明員からチャットで直接説明を受けることもできる。来場者は訪問したブースやチャットの履歴を確認できる。出展企業もリアルタイムで訪問者のデータを共有できるようにしており、商談などでの活用を見込む。

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