ソフトバンクGが配膳ロボット、コロナ後の人手不足に対応

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ソフトバンクグループ傘下のソフトバンクロボティクス(東京・港)は28日、飲食店などで配膳・運搬を担うロボット「Servi(サービィ)」を販売すると発表した。写真は2014年12月、東京で撮影/Toru Hanai)

[東京 28日 ロイター] – ソフトバンクグループ傘下のソフトバンクロボティクス(東京・港)は28日、飲食店などで配膳・運搬を担うロボット「Servi(サービィ)」を販売すると発表した。同社の坂田大常務執行役員は会見で「ロボットは配膳作業をし、人は付加価値の高い業務に集中する」とコンセプトを説明。コロナ禍による非接触や、コロナ後の人手不足への対応のニーズが見込まれるという。21年1月に販売を開始する。

会見に同席したセブン&アイ・フードシステムズの小松雅美社長は、ファミリーレストランチェーンのデニーズで導入する方針を示し、「コロナの収束後は人手不足がやってくる。それを解消する」と述べた。人手不足への対応や生産性改善のほか、従業員の負担を軽減することで顧客満足度や業績の向上につながるとの見方を示した。

35キロまで積載でき、60センチの道幅があれば走行可能。3年レンタルプランは1月当たり9万9800円(税別)。

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