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セルフ/セミセルフ端末としてさまざまなシーンにフィットするタッチターミナルが登場!

人材不足の解決策やコロナ禍による新しい生活様式に付随した対応は、小売業などにも求められている。シャープでは、店舗やさまざまな施設における業務効率化と新生活様式にフレキシブルな対応が可能なタッチターミナルによる提案を推進している。

多彩な環境で活用できる機能性と省スペースを両立

 小売業や飲食業は、慢性的な人材不足が続いている。この状況を解消するために、考えられるのが、設備やITシステムなどを導入することで、生産性の向上や省人化を実現する対策である。しかし、セルフレジやタッチパネルなどの導入には、莫大なコストがかかる場合がほとんどだ。さらに、設置スペースもそれなりに確保することが必要となる。

シャープマーケティングジャパン㈱ビジネスソリューション社ソリューション営業推進統轄部副統轄部長兼システム機器営業推進部 部長
川本忠則氏

 シャープマーケティングジャパンの川本忠則氏は「シャープでは、セルフやセミセルフ端末としてフレキシブルに対応でき、省スペース化を実現したタッチターミナルによる業務効率化のための提案をはじめています。しかも、導入コストの軽減ができるメリットもあります」と話す。

 タッチターミナルは、正面と背面の両面に15.6型カラー液晶タッチパネルを搭載した〈RZ-A21D〉と、正面のみに液晶タッチパネルを搭載した〈RZ-A21S〉の2タイプがある。「両面タイプの〈RZ-A21D〉は、お客さま自身が注文の操作や精算を行うセルフ端末としての使用が可能。混雑時にはスタッフが注文を入力し、お客さまは精算のみを行うセミセルフ端末に切り替えて使用することも可能です」と川本氏。

混雑時など、状況によってセルフレジからセミセルフレジに切り替えて運用

 さらに、セルフの受付端末や発券機など、店舗から公共施設まで、さまざまなシーンにおいて、業務効率化をサポートすることができる。

 省スペース設計のタッチターミナルは、限られたスペースにもすっきりと設置できる。また、一般的なセミセルフレジは、店員が入力する機器と、お客さまが精算する機器は別となり、スペースが必要となる。タッチターミなら一体式で、オプション機器を組み込む際も一体設置が可能なため、省スペースですっきりと設置できることも大きなメリットとなっている。

オプションも充実!フレキシブルな対応も魅力

 タッチターミナルに用意されている一体設置オプション機器は、マイク付きカメラやNFCリーダー、レシートプリンター、2次元コードスキャナーが一体で組み込むことができる。

 業務用途に合わせてオプションを組み合わせることで、「受付から決済まですべてをセルフ化」することや2次元コードスキャナーによる「セルフ受付」端末として活用できる。

 マイク付きカメラを組み合わせれば、顔認証が可能となることから、社員食堂での効率化を促進するシステムにもなる。また、店舗では、カメラによる撮影画像を活用したマーケティング分析も可能となる(別途、分析用システム等の連携が必要)。

 今後は、家電量販店でのUSBメモリーなどの小物を検索できるように、タッチパネルで選んだ商品の棚をLEDで光らせる商品検索システムやフードコートや病院でのコールベルシステムと連携した活用も視野に入れている。また、コロナ渦による非接触対応を可能にできる商品として 「顔認証自動検温システム」や「アルコールの自動噴霧器スタンド」も取りそろえている。タッチターミナルとの組み合わせてのシステムの提案も考えている。

 このように高い拡張性によって、多彩な環境でも場所をとらず、フレキシブルに活用できるのがシャープのタッチターミナルである。

タッチターミナル RZ-A21D/A21S