米J&J、バイオ医薬のモメンタ買収 自己免疫疾患薬拡充へ

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米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は19日、バイオ医薬品開発の米モメンタ・ファーマシューティカルズを現金約65億ドルで買収することで合意したと発表した。ニューヨークで昨年9月撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[19日 ロイター] – 米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は19日、バイオ医薬品開発の米モメンタ・ファーマシューティカルズを現金約65億ドルで買収することで合意したと発表した。自己免疫疾患治療薬の拡充を目指す。

1株当たりの買収価格は52.50ドル。発表を受け、モメンタの株価は序盤の取引で前日終値日68.7%高の51.99ドル。一時は52.11ドルまで上昇し、買収価格に迫った。

J&Jは、世界人口の約2.5%が何らかの自己免疫疾患を患っていると推計。モメンタは重症筋無力症などの自己免疫疾患の治療薬として「ニポカリマブ」を開発しており、J&Jは同薬の承認、販売を目指す。

モメンタの本社はマサチューセッツ州のケンブリッジ。

仏製薬大手サノフィは17日、自己免疫疾患治療薬を手掛ける米プリンキピア・バイオファーマを約37億ドルで買収することで合意したと発表している。

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