米シスコの11─1月期、収益が予想上回る セキュリティー部門好調

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米シスコロゴ
2月12日、米ネットワーク機器大手シスコシステムズが発表した第2・四半期(1月25日終了)決算は、収益がアナリスト予想をわずかに上回った。ルーターやスイッチなどのネットワーク機器を提供する部門が低調だったが、セキュリティー部門が好調だった。2019年2月26日、スペインのバルセロナで撮影(2020年 ロイター/Rafael Marchante)

[12日 ロイター] – 米ネットワーク機器大手シスコシステムズが12日発表した第2・四半期(1月25日終了)決算は、収益がアナリスト予想をわずかに上回った。ルーターやスイッチなどのネットワーク機器を提供する部門が低調だったが、セキュリティー部門が好調だった。

第2・四半期の売上高は3.5%減少し、120億ドルだった。ただ、アナリスト予想(119億8000万ドル)は上回った。

一時項目を除いた1株当たり利益は0.77ドル。アナリスト予想(0.76ドル)を若干上回った。

ファイアーウォールなどを提供するセキュリティー部門の売上高は9%増の7億4800万ドルで、予想(7億4020万ドル)を上回った。

スイッチやルーターなどを含む部門の売上高は8%減の65億3000万ドルで、アナリスト予想(66億1000万ドル)に届かなかった。

アプリケーションソフト部門の売上高は8%減の13億5000万ドルで、予想(約14億2000万ドル)を下回った。

同社は、今四半期の調整後1株当たり利益は0.79─0.81ドルになると見込んでいる。予想中央値はアナリスト予想と一致している。

時間外取引で株価は一時2%安をつけた。

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