アドインテ、独自のジオターゲティング配信サービス「AIGeo」の提供を開始

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リアル店舗のデジタル化とチャネル融合による新しい価値創造を加速

独自のジオターゲティング配信サービス「AIGeo」及び来店計測端末「AIBeacon」がAzure及びPower BIに対応

 アドインテは、Wi-fiとBluetoothのハイブリッドセンサー「AIBeacon」とデータ活用基盤を統合し、地域、属性、嗜好性等に応じた独自のジオターゲティング配信サービス「AIGeo」の提供を開始した。クラウド基盤として「Microsoft Azure(以下Azure)」を、またデータ可視化及び分析基盤として「Power BI」を採用し、2019年7月以降、順次サービスを提供し、企業の「新しい消費者体験の創造」施策を支援する。

 近年、デジタル化が加速し、有職女性の増加や消費者の高齢化等の影響から消費者の購買行動も急速に変化している。この様な背景から、顧客セグメント別の対応強化や、ONE to ONEマーケティングの実現ニーズが高まっている。これらのニーズに対応するために、商業施設・店舗などの生活動線上の情報接点の存在感が高まってきており、このような生活動線系メディアでのマーケティング活動や屋外行動データの活用が今後ますます重要になると考えられている。小売流通業においては、こういった新しい課題に対応するためにも、リアル店舗のデジタル化とチャネル融合による新しい価値創造が求められている。

 アドインテが提供する「AIBeacon」は、生活動線系メディアでのマーケティング活動や屋外行動データの利活用に繋がるデータを蓄積するためのIoT端末で、マーケティングにおいては、集積したデータと店舗来店者を商品及びサービステーマ毎に結びつけることが出来、ユーザーの共感が得られるコンテンツをタイムリーに配信する事が可能。現在大手企業を中心に数多くの国内導入実績を持ち、採用企業が拡大している。

 このような中、IoTやビッグデータに対応した柔軟性や可用性、管理性や安全性を兼ね備えた最新クラウド基盤と、マーケティング利用価値が極めて高いAIBeaconのデータを、縦横無尽に活用したいという顧客ニーズに対応するデータ可視化・分析基盤の採用が求められ、また、Amazonと熾烈な競争を繰り広げている米国流通業企業でも採用が加速しているAzureの採用要求が国内小売流通業からも増加していることもふまえ、Microsoftとの協業と、その基盤製品採用を決定した。

 まず第一弾として、「AIBeacon」のオプショナルサービスとして「AIBeaconDMP」を7月1日から提供開始する。これは「AIBeacon」データをAzureに蓄積し、Power BIで可視化・分析を行うもの。また、Microsoftと協力し、2019年末を目標に「AIBeacon」の全サービス基盤をAzureに移行し、最新版「AIBeacon未来予測DMP」として提供開始する予定。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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