ヤオコーと至近距離で激突!オーケー立川若葉店で進化した独自MDとメニュー提案の最先端!

取材・文:大宮 弓絵 (ダイヤモンド・チェーンストア 副編集長)
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オーケー立川若葉町店

オーケー立川若葉町店

〒190-0001 東京都立川市若葉町1-7-1 若葉ケヤキモール1階
電話:042-537-7316
多摩モノレール「砂川七番」駅から徒歩で約20分

見どころ
▶第1から第2主通路まで広がる生鮮3部門
▶売場の各所で見られるメニュー提案
▶店頭で冷凍真空パック加工するうなぎ

 オーケー(神奈川県/二宮涼太郎社長)は7月15日、東京都立川市に「オーケー立川若葉町店」(以下、立川若葉町店)をオープンした。

 同店がオープンしたのは、JR各線「立川」駅から北東約3.2㎞にあるショッピングセンター(SC)「若葉ケヤキモール」の1階。同社では珍しく、SCの核店舗として入居したかたちだ。2021年1月にマルエツ(東京都/古瀬良多社長)が退店した場所に出店している。店舗から約5㎞圏内には、既存店の「立川富士見町店」「国分寺店」「西国分寺店」があり、ドミナントの深耕を図る。

 立川若葉町店が基本商圏に設定する店舗から3㎞圏内には約12万世帯が居住する。世代別人口構成比では60代以上の高齢者層の割合が東京都平均よりも高い。

 前述のマルエツが撤退した大きな要因と考えられるのが、店舗から東へ約400mで営業するヤオコー(埼玉県/川野澄人社長)の「ヤオコー立川若葉町店」の存在だ。そのほか店舗から約1㎞圏内には「いなげや小平小川橋店」「グルメシティ立川若葉店」「コープ弁天通り店」などがあり、すでに多くの食品スーパー(SM)が営業する激戦区への出店となる。

 こうした競争の激しい環境下でオーケーはどのような店づくりを行っているのか。

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取材・文

大宮 弓絵 / ダイヤモンド・チェーンストア 副編集長

1986年生まれ。福井県芦原温泉出身。同志社女子大学卒業後、東海地方のケーブルテレビ局でキャスターとして勤務。その後、『ダイヤモンド・チェーンストア』の編集記者に転身。最近の担当特集は、コンビニ、生協・食品EC、物流など。ウェビナーや業界イベントの司会、コーディネーターも務める。2022年より食品小売業界の優れたサステナビリティ施策を表彰する「サステナブル・リテイリング表彰」を立ち上げるなど、情報を通じて業界の活性化に貢献することをめざす。グロービス経営大学院 経営学修士

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