驚異の集客力!ロピア奈良1号店「ミ・ナーラ店」の売場を解説 今夏には2号店の出店も

矢野清嗣
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2021年4月末に関西5号店「ロピア ミ・ナーラ店」(奈良県奈良市:以下、ミ・ナーラ店)を出店し、奈良県初進出を果たしたロピア(神奈川県/高木勇輔代表)。前編では青果・鮮魚・総菜売場をレポートした。後編では精肉、日配、加工食品、冷凍食品などの売場を見ていこう。
調査期間:5月29~30日 ※本文中の価格はすべて本体価格

ロピアは入るショッピングモールの「ミ・ナーラ」

●精肉
驚異の商品開店!売場は常時品薄状態

 精肉は、生鮮ゾーンの突き当りのコーナーで展開。店舗正面から見て左側の壁面36尺が牛肉、奥側壁面8尺で同じく牛肉、24尺で豚肉、6尺でひき肉をそれぞれコーナー展開しており、平場では鶏肉、冷凍肉、羊肉などを配置する。

ロピアミ・ナーラ店の売場フロア図

 牛肉は黒毛和牛やロピアオリジナルの「みなもと牛」に、豪州産と米国産の輸入牛を絡めた商品構成で、売場は品薄状態で、従業員は補充に追われている様子だった。豚肉はロピアオリジナルの「三元豚」をメーンに、兵庫県の業者「MMミート」が供給する「兵庫県産えびす餅豚」も扱う。鶏肉は店内加工で提供しており、岡山県産「森のなごみ鶏」などを日替わりで訴求する。加工肉コーナーでは、自社製ウインナーの試食販売を行っており、多くの人が購入していた。

 開店時、牛肉や鶏肉は全体の7割程度商品が陳列されていたが、1時間後には5割程度に減り、補充が間に合っていない状態だった。16時頃に店舗を訪れると全体の7~8割は売れてしまっている状態だった。それゆえ、精肉では値引きをほとんど見かけない。「肉のロピア」を掲げていることもあって、お客の肉への関心は高いようだ。ロピアの最大の魅力は「肉」であるということを再認識させられた。

●日配・冷凍食品 
品揃えはほぼ固定化か、メーン商品を一部変更

 入口から見て店舗奥側から右側壁面で展開する日配売場は、乳製品が28尺、和日配が71尺、洋日配が73尺で、平場では、冷凍食品やアイスクリーム、チルド飲料のコーナーとなっている。

 和日配の豆腐コーナーは8尺5段で53品目を扱っており、最下段に「三木食品・明日香豆腐350g」(50円)、下から2段目に「山食・豆腐300g」(29円)と、ほかの店舗とは商品配置を変えているようだった。麺コーナーも、大阪ベイタワー店では、奈良県の製麺メーカー「イシメン」の商品をメーンに扱っていたが、ミ・ナーラ店では、同じく奈良県の製麺メーカーである「岡井食産」の各種麺類を販売していた。ロピアは1店舗当たりの販売数量が多いため、取引先メーカーは商品の扱いの有無で大きな影響を受ける。そのあたりの調整は難しいところも多いが、ロピアは巧みにこなしているようだ。

 冷凍食品は店舗前方24尺で冷凍野菜、弁当食材など、後方40尺で麺・米飯のほか、おかず食材、唐揚げ、中華などを配置。価格訴求は一律ではなく、カテゴリー別や単品の6割引などを実施しており、売れ筋の「味の素冷凍食品・ギョーザ12個入り」は128円で販売する。アイスクリームは店舗前方に個食タイプ、リーチインと平台什器で、プレミアムアイスとマルチタイプを販売しており、「ハーゲンダッツジャパン・ミニカップ」は199円で販売していた。

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