小田急、下北沢駅前にライフスタイル提案型商業施設、11月開業

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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5階建てのA棟(左)と一部2階建てのB棟を計画しており、食物販やカフェ、ミニシアター、シェアオフィスなどが入居する予定だ

 小田急電鉄は11月、東京都世田谷区の下北沢駅前にライフスタイル提案型の商業施設「テフ ラウンジ(tefu lounge)」を開業する。仕事や勉強、読書、語らいなど個人が思い思いに使えるラウンジスペースを中心とした複合施設で、グロサリーショップ(食品スーパー)やカフェ、イベントスペース、ミニシアターなどで構成する予定だ。

 建物は5階建てのA棟と一部2階建てのB棟を計画しており、中心となるA棟の延床面積は約1620平方メートル。1階にグロサリーショップとカフェ、2階にイベントスペースと1スクリーン・70席のミニシアター、3〜5階にシェアオフィスや時間貸しのラウンジなどが入居する予定だ。B棟は3軒の建物に分かれ、カフェや食物販のテナントを公募などで決める。

 小田急電鉄では、小田急小田原線の代々木上原駅・梅ヶ丘駅間を地下化したことで生まれた鉄道跡地約2万7500平方メートルを、「下北線路街」の名称で再開発している。全体を13のエリアに分け、2016年2月から順次開業しており、テフ ラウンジのほか、3つのエリアを今年中に開業する予定で、全エリアの開発が完了することになる。

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