生鮮4品構成比54%!ヤオコー新店、茨城7号店の古河大堤店の売場を徹底分析!

取材・文=「ダイヤモンド・チェーンストア」編集部 小野貴之
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ヤオコー古河大堤店の外観

ヤオコー古河大堤店

〒306-0236 茨城県古河市大堤148-1
電話:0280-30-7111
JR宇都宮線「古河」駅から徒歩18分

見どころ
▶旬のおいしさを打ち出す輸入果実
▶さまざまな量目を揃える輸入豚肉
▶対面売場で展開する鉄板焼きコーナー

 ヤオコー(埼玉県/川野澄人社長)は11月26日、茨城県古河市に「ヤオコー古河大堤店」(以下、古河大堤店)をオープンした。茨城県7店舗目の出店で、これにより同社の総店舗数(ヤオコー単体)は168店舗となった。

 古河大堤店はJR「古河」駅から直線距離で約1.2㎞の場所にある。店舗周辺は戸建ての新興住宅が立ち並ぶ住宅街で、農耕地だった土地をヤオコーが開発し、新規出店した。同社単独の路面店で、クリーニング店やドラッグストアがテナントとして入る。売場面積は612坪と、ヤオコーのほぼ標準となる。

 商圏とする店舗から半径1㎞圏内には約5000世帯/約1万2000人、3㎞圏内には約3万1000世帯/約7万人が居住する。3㎞商圏の人口・世帯数は増加傾向にあり、年齢別人口構成では40~49歳、70歳以上がボリュームゾーンとなっている。

 競合店としては、南約400mに「ベイシア古河総和店」、北約1.2㎞に「TAIRAYA古河店」「イオン古河店」などがある。近隣の自社店舗としては、北北西約2.7㎞に「古河松並店」(茨城県古河市)、北約4.8㎞に「野木店」(栃木県下都賀郡)が店を構える。古河大堤店の出店により、JR宇都宮線沿い、「古河」駅から「野木」駅にかけてのドミナントを強化する格好だ。

 すでに自社店舗があることもあって、古河エリアにおける、ヤオコーの生鮮食品・総菜への評価は高いという。古河大堤店では、30~49歳の3~4人世帯をメーンターゲットに、単身世帯と65歳以上のシニア層をサブターゲットに据え、生鮮食品部門では、地域いちばんの品揃えと鮮度をめざす。また、今期から強化中のEDLP(エブリデイ・ロープライス)価格政策をはじめとした、「安さ」の訴求にも力を入れる。

 主要な売場を見ていくと、

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