マルエツ登戸駅前店売場レポート!即食・簡便重視の売場づくりで参入予定のオーケーを迎え撃つ!

若狭 靖代(ダイヤモンド・チェーンストア 記者)
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品質重視のニーズにも応えるラインアップ

オーガニック野菜コーナーの写真

 生鮮食品でも、手間を省いたカット野菜やあらかじめ骨を取り除いた「骨取りさかな」、使い切りの少量パックなどを豊富に用意すると同時に、健康志向や質にこだわる顧客向けのラインアップも用意した。青果売場ではオーガニック野菜をコーナー展開するほか、全国の農家から直接仕入れた野菜を「農家の直売所」としてコーナー化する。精肉売場では、オリジナルブランド「優夢牛」はもちろん、鹿児島県産黒豚や「桜もち豚」などのブランド肉も取りそろえた。鮮魚売場では、週末のみの限定品として「生本まぐろ」を販売する。

 同店の年商目標は14億4000万円。10月31日に同店から約300mの距離にあった「フレスコベンガベンガ登戸店」が閉店したということもあってか、開店から多くの客が詰めかける様子がみられた。来夏からは低価格販売で波に乗るオーケーと競合することになるが、品質の高さや豊富な即食ラインアップで差別化を図る。

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