徹底レポート!繁盛店・関西スーパーフェスタ立花店に、7つの新たな武器を導入してリニューアル

取材・文=森本守人(サテライトスコープ)
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関西スーパーフェスタ 立花店

〒660-0052 兵庫県尼崎市七松町1-3-1-103
電話:06-6417-1551
JR東海道本線「立花」駅から南へすぐ

関西スーパーマーケット(兵庫県/福谷耕治社長:以下、関西スーパー)は9月1日、既存店の「関西スーパーフェスタ立花店」(兵庫県尼崎市/以下、フェスタ立花店)をリニューアルオープンした。改装前から関西スーパーでは3本の指に入る繁盛店だった同店。最新の売場づくりの要素を積極的に取り入れ、利用客の満足度、競争力のさらなる向上を図っている。

関西スーパーフェスタ立花店の外観

環境の変化を受け16年ぶりに大型改装

 

 フェスタ立花店は、JR東海道本線「立花」駅のすぐ南側にある複合商業施設「フェスタ立花」の1階に店舗を構える。もともと同店がオープンしたのは2000年4月。駅前という利便性の高い立地のよさに加え、地域密着型の店舗運営によって強い支持を獲得している。売上高は非公表だが全社でトップクラスに入る繁盛店だ。

 基本商圏である店舗から半径1.5㎞のエリアには、5万261世帯/9万6420人が居住。フェスタ立花店ではその中でも足元の半径500m圏内からの来店数拡大をねらう。商圏は、立花駅至近でも戸建ての比率が高いのが特徴だ。大阪や神戸へのアクセスがよく周辺は住宅地として発展してきたが、近年は高齢化が進む。競合店は「阪急オアシス立花店」「コープこうべコープ立花」「万代尼崎西店」をはじめとして、有力店が多く激戦区となっている。

 フェスタ立花店は04年4月に改装をして以来、約16年間、主だったリニューアルは行っていなかった。しかし競争の激化、また設備老朽化などを受け、2週間にわたって営業を休止する大型リニューアルに踏み切り、利用客の満足度向上、競争力強化を図った。なお、売場面積は1815㎡、取り扱いアイテム数は約1万1500となっている。

「健康」を重点テーマに最新の売場づくりを導入

 ここ数年、関西スーパーでは新しい店づくりを志向してきた。その起点となっているのは

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