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「イオンモール上尾」が12月開業、出前やネット注文の乗車受け取りに対応

「イオンモール上尾」の完成イメージ
建物の外壁には320インチの大型LEDビジョンを2面設置し、専門店情報やイベント情報などを流す。

 イオンモールは12月4日、埼玉県上尾市に大型ショッピングセンター(SC)「イオンモール上尾」を開業する。出前やネット注文品の駐車場での受け取りに対応するなど、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮した運営を行う。

 核店舗となる食品スーパー「イオンスタイル上尾」では、ネットスーパーで購入した商品を車に乗ったまま受け取ることができるよう専用のレーンを設けるほか、受け取り用ロッカーを設置する。自宅への配送にも対応する。

 また、飲食系のテナントは、「出前館」を通じた料理の宅配や予約サイト「EPARK」からのテークアウトの注文に対応する。

 イオンモール上尾は、コーセーの工場跡地に開発。敷地面積は約6万8000平方メートルで、建物は地上2階建て。総賃貸面積は約3万4000平方メートルで、イオンスタイル上尾のほか、「無印良品」「ユニクロ」「ノジマ」「スポーツオーソリティ」など約120店舗のテナントが出店する。

 建物の外壁には320インチの大型LEDビジョンを2面設置し、専門店情報やイベント情報などを流す。館内各所にもデジタルサイネージ(電子看板)や専門店の検索に特化した小型情報端末を設置するなど、デジタル技術を積極的に活用する。イオンスタイル上尾では、貸出用スマートフォンを使って来店客が自分で商品バーコードを読み取り、レジに並ばずに精算を済ませる「レジゴー」を導入する。