イオン都市型フォーマットのモデルとなるか!? イオンスタイル有明ガーデンの売場を徹底分析

矢野清嗣
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青果売場ではオーガニック野菜に注力

 ここからは部門ごとに売場を見ていこう。

 約40坪(歩測)で展開する青果売場は、平台の高さを抑えることで商品を手に取りやすいようにしているようだ。全体的に品揃えは絞り込まれており、ゆったりとした印象の売場となっている。

 入口からみて右側の常温果実コーナーで「メロン」「マンゴー」「オレンジ」などの高級果実・輸入果実を販売。調査日は「北海道フェア」を開催中で、「夕張メロン」(2000円)、「赤肉メロン2Lサイズ」(1580円)などを並べていた。野菜では、トマトに力を入れており、「トマトマルシェ」と銘打ち、こだわり商品を含めた11SKUを提供する。売れ筋のレタスは1玉98円、ほうれん草は1束198円、キャベツは1玉148円で提供、「豊洲市場直送」商品であることを強くアピールしていた。

青果売場で販売していたトマト「アンジェレ」

 右サイドの冷蔵ケースでは、「キュウリ」(3本198円)、「トマト」(3個398円)などオーガニック野菜約30品目を扱う。日替わりの価格訴求を行うなどオーガニックの取り組みは他のチェーンより積極的といえる。全体に「量感」より「質感」が重視されており、売場も丁寧に管理されているように感じた。

トップバリュ商品を差し込んだ鮮魚

 鮮魚売場は、壁面36尺と平台の冷蔵什器2台で展開する。

 壁面では丸物や刺身コーナーを展開しており、8尺の丸物コーナーでは「金目鯛1尾」(1尾1980円)、「ほうぼう」(1尾798円)、「真あじ」(1尾358円)などを販売。刺身コーナーでは「4点盛り」(698円)、「お刺身盛合わせ」(1780円)などを販売。サクも充実させており、調査日は「本まぐろ(養殖・解凍)中とろ平盛り」(1パック980円)をチラシ販促商品として売り込んでいた。

イオングループが近年力を入れる、「ASC認証」を取得した商品も販売

 また、調査時は「土用の丑の日」が近かったこともあって、「国産うなぎ蒲焼(一尾標準140g)」(1980円)をはじめ、うなぎの売り込みに力を入れていた。そのほかにも中国産やプライベートブランド「トップバリュ」のインドネシア産など、多様な産地の鮮魚・水産加工品を品揃えする。

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