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サミットストア神田スクエア店 100坪の売場で7.6億円めざす!

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〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-2-1
電話:03-5259-5530
都営地下鉄新宿線「小川町」駅から徒歩約7分

サミット(東京都/服部哲也社長)は7月10日、同社として初出店となる東京都千代田区に、「サミットストア神田スクエア店」(以下、神田スクエア店)をオープンした。同店はサミットが今後都市部への出店を加速させるうえで重要な実験店と位置付ける店舗だ。売場面積は100坪と超・小型でありながら、店内加工の生鮮品や総菜も提供し、ふだんの食卓ニーズをカバーできる店づくりに挑戦している。

住友商事が開発したオフィスビル内に出店

サミット神田根本店長
根本祐一店長
「近隣の小型SMとの差別化策として即食商品の販売に力を入れ、地域に住む皆さんにサミットができてよかったと思っていただける店をめざします」

 神田スクエア店がオープンしたのは、都営地下鉄新宿線「小川町」駅から南西へ約300m。サミットの親会社である住友商事(東京都/兵頭誠之社長)が開発した複合型オフィスビル「KANDASQUARE(神田スクエア)」の1階だ。

 基本商圏に設定する店舗から1.5㎞圏内には約2万6390世帯/4万3000人が居住する。商圏内人口は多くはないものの、アクセスのよさから過去5年間の人口増加率は東京都平均を上回っている。

 また、周辺はオフィス街で、昼間人口が500m圏内で約9万7200人と厚いのも商圏特性の1つだ。現在もビル開発が進み、今後の増加も見込まれる。

 競合店としては、店舗から1㎞圏内では、売場面積約370坪の「オリンピック淡路町店」以外は、「マルエツプチ」「まいばすけっと」「成城石井」といった同50~70坪ほどの小型の食品スーパー(SM)だ。そのためサミットは、商圏内にふだんの食卓のための買物の場がない“買物難民”が多数存在するとみて出店を決めている。

 神田スクエア店は、サミットが今後、都市部での出店を加速させるなかで重要な位置付けとなる店舗だ。

 同社は今まであまり出店できていないJR山手線の内側への侵攻を強化する方針を打ち出しており、2018年から都市型小型店の開発を進めてきた。18年2月開業の「江原町店」(中野区:約290坪)にはじまり、「本天沼店」(杉並区:約300坪)、「三田店」(港区:約300坪)、「鍋屋横丁店」(中野区:約280坪)を出店。神田スクエア店は同100坪と、なかでも最も小型の店舗となる。

 約3年前にこの物件への出店を決めた竹野浩樹会長は「出店競争の激しい都市部では300坪の物件もなかなか獲得できない。これから都市部侵攻を進めるにはさらなる店舗の小型化を図る必要があると考え、思い切って100坪の店づくりに挑戦しようと考えた」と語る。

小型店でも、鮮度や出来たて需要に応える

 神田スクエア店の年商目標は7億6000万円。同店から北西約1㎞にあるマルエツ(東京都/古瀬良多社長)の「マルエツプチ神田神保町二丁目店」(15年12月開業)は売場面積約75坪で同3億8000万円(開業時)を掲げており、同店と比較すると1坪当たり売上高を1.5倍ほど高く設定する。

 これを実現するべく神田スクエア店は、

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