ユニー、ドンキ流個店経営を初導入、「ピアゴプラス妙興寺店」改装オープン

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ピアゴプラス妙興寺店の外観
商品の仕入れや価格設定、陳列・販売まで店舗にスタッフに権限を委譲する

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(HD)傘下のユニーは6月27日、同じパンパシHD傘下のドン・キホーテ流の個店経営を本格導入した「PIAGO(ピアゴ)プラス妙興寺店」(愛知県一宮市)を改装オープンする。

 パンパシHDは5月、ユニーの新戦略として「Newアピタ・ピアゴ構想」を発表。ピアゴについては、1階は食と健康に特化して価格訴求を強化するとともに、2階から上のフロアは「儲けるカテゴリー」に絞って専門店との競争に打ち勝つとしていた。

 旧ピアゴ妙興寺店を全面改装したピアゴプラス妙興寺店は、このNewアピタ・ピアゴ構想に基づいたリニューアルの1号店。商品の仕入れや価格設定、陳列・販売まで店舗スタッフに権限を委譲する個店経営を導入する。

 1階のピアゴプラスは、生鮮3品と総菜の品揃えを充実させると同時に、冷凍食品・アイスクリーム・飲料・酒類・菓子の品揃えを改装前に比べて2〜5割増やす。毎週金曜日に実施していた「5%割引デー」を廃止する一方で、定番価格を引き下げる。また、当日の目玉商品を各コーナーで展開する。

 2階は衣料品専門店の「アピタクロージング」、3階では医薬品・家電・雑貨の「デイリードラッグ」を展開。フロアごとに独立して運営する体制とする。

 ピアゴプラス妙興寺店の売り場面積は直営ベースで5573平方メートル。営業時間は午前9時から午後11時となる。

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