ディスカウントストア? スーパーマーケット? 売場から見えた「ジャパンミート」の独自性

矢野清嗣
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独自スタイルの非生鮮食品売場

 正面入り口から見て右側のゾーンにある日配売場では、壁面で和日配、島冷蔵ケースで洋日配をそれぞれ配置する。納豆、漬物、豆腐など各カテゴリーにオリジナル商品を絡めた商品構成としており、極端な価格訴求は行っていない。堅実な対応と言える。

ジャパンミート瑞穂店の売場レイアウト図

 冷凍食品売場はオリジナルの業務用商品がメーンで、ナショナルブランド商品などの市販商品の扱いはない。「讃岐うどん5食」「ミニメンチカツ10個」「カニクリームコロッケ10個」「ミートコロッケ8個」(各198円)など値ごろの感のある商品を豊富に揃える。一方、16尺で展開するアイスクリーム売場は、売れ筋中心の構成。レジ付近に配したパン売場も、同様に売れ筋が中心となっている。

 レジ前で展開する菓子と加工食品の売場も、売れ筋が軸となっているが、加工食品売場では15尺の輸入商品コーナーを展開。「紅茶」「珈琲」「ジャム」「ピクルス」「パスタ」などの輸入商品を揃える。

アイテム数は少ないがプライベートブランドもみられる。飲料コーナーではPBの緑茶や烏龍茶を揃えている

 重点商品と位置づけていると思われるのが酒類だ。「ビール系飲料」のケース売りに力をいれるかほか、日本酒も強化しているようで、催事コーナーでは「獺祭」「久保田万寿」などを販売していた。
同じく催事コーナーでは、「森伊蔵」「佐藤」「百年の孤独」などプレミアム焼酎も販売する。レギュラーの売場では「澤乃井」「田村酒造」「石川酒造」など東京都の焼酎を充実させている。そのほか、売れ筋の一升瓶28SKUも揃える。

 ワインは「成城石井」ブランドの商品など輸入ワインに力をいれているようだ。非生鮮商品の売場で共通しているのは、ゾーニングが明確である点だ。どの売場も定番中心の絞り込んだ品揃えでありながら催事での展開を重視する、という独自スタイルをとっている。

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