野村不動産が福島県で初の市街地再開発事業へ、2026年春オープン予定

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福島駅東口再開発事業の場所
商業、業務、行政等の都市機能が集積するJR東北本線「福島」駅東口の駅前の再開発を行う。

 野村不動産株式会社は23日、福島県福島市における市街地再開発事業『福島駅東口地区第一種市街地再開発事業』の事業化が決定したと発表、福島駅前の新たなランドマークとなる再開発を行う。福島駅周辺は近年、買い物客が郊外型の店舗に流れており、駅前における賑わいの創出や都市機能のコンパクト化が福島市の課題となっていた。2018年4月に「福島駅東口再開発準備組合」が設立され、野村不動産が事業協力者となり、再開発に向けた検討を重ねていた。

 再開発地区は、商業、業務、行政等の都市機能が集まる福島駅(JR東北本線)東口の駅前であり、商店街(駅前通り)に面した交通量の多いエリアだ。集客力の高い商業機能の配置や、地域住民が利用しやすい公共施設などを整備する。隣接地には福島県立医科大学の保健科学部(仮称)が2021年に開校予定となっており、持続性という面においても期待のエリアだ。

 野村不動産株式会社はこの他にも「高崎駅前再開発事業」「宇都宮駅前再開発事業」「三島駅前再開発事業」などの都市における駅前再開発に参画しており、地方都市における「持続可能な街づくり」「都心居住」「コンパクトな街づくり」に取り組み、都市の再生や地域の発展を目指している。

概要

事業名称 福島駅東口地区第一種市街地再開発事業
所在 福島県福島市栄町5,8,9,10 の一部
施工区域面積 約2.0ha
施工者名 福島駅東口市街地再開発準備組合
建築面積 約11,000㎡
延床面積 約83,000㎡
主要用途 商業、公共施設、宿泊、住宅、事務所、駐車場
階数 地上18階
完成 2026年春予定

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