売場面積・店舗数ともに県内最大規模 「イオンモール須坂」がオープン!
イオンモール(千葉県/大野惠司社長)は10月3日、「イオンモール須坂」(長野県須坂市)を開業した。総賃貸面積は、県内のイオンモールの中で最大となる約6万3000㎡。地元住民向けのプレオープン期間(9月26日~10月2日)には延べ約25万人が来館し、地域からの期待の高さをうかがわせた。開業日の模様をレポートする。

総賃貸面積は6万3000㎡
イオンモール須坂は、JR線「長野」駅からクルマで約20分の場所に位置する。幹線道路に接するほか、上信越自動車道「須坂長野東インターチェンジ」からも至近にあり、交通利便性の高い立地にある。
基本商圏とする半径10㎞圏内には約18万世帯/約45万人が居住し、とくに子育て世代の割合が多いエリアとなっている。
イオンモール須坂は地上4階建てで、総賃貸面積は県内のイオンモールの中で最大となる約6万3000㎡。約3700台収容可能の大型駐車場も備える。
1階は核店舗「イオンスタイル須坂」の食品売場のほか、食物販やファッション、アウトドア関連の専門店、2階には、イオンスタイルの衣料売場に加え、「ユニクロ」「無印良品」といったデイリーカジュアルの店舗やレストラン街を配置した。3階はイオンスタイルの住居・余暇関連の売場、キッズ・ファミリー向けの施設やホビー・カルチャーの専門店、フードコートを配置している。4階はイオンシネマ、一部は屋上駐車場となっている。
県内・北信エリア初出店の専門店が多数
イオンモール須坂の特徴は専門店の数の多さだ。専門店の店舗数は、県内の商業施設では最大規模となる約170店舗。そのうち、ライフスタイルショップ「KEYUCA」やジーンズ専門店「Levi’s」など58店舗が長野県初出店、ペット専門店「PETEMO」、輸入食品専門店「カルディコーヒーファーム」など45店舗が北信エリア初出店となっている。そのほか地域最大規模の「GU」も出店した。
長野県にゆかりのあるテナントも多数出店している。1階の食物販ゾーンでは七味唐辛子専門店「根元 八幡屋礒五郎」や小布施町の栗菓子専門店「栗庵風味堂」などが店を構える。そのほか、須坂市が手掛けるブース「畑と台所」も導入。市の特産品販売や観光PRを行うほか、地元飲食店や郷土食の紹介を通じて地域事業者の支援にも取り組んでいる。

子育て世代の来店が多く見込まれることから、キッズスペースも充実している。3階には長野県産の木材を使用した 3~6歳対象の遊び場「もくいくひろば」 や、0~2歳対象のオープンスペース 「あそびノバ」 を設置。屋内アミューズメント施設「ASOBLE」では、遊具やモニュメントを配置した幼児向けキッズスペースのほか、クレーンゲームなどのコーナーも整備され、幅広い年齢層が利用できるようになっている。







イオンリテール古澤社長が示す、「新しい総合」の設計図



