「原信美沢店」が改装オープン レイアウト大刷新した総菜売場を速報！
アクシアル リテイリング（新潟県／原和彦社長）傘下の原信（同）は9月18日、「原信美沢店」（新潟県長岡市：以下、美沢店）を改装オープンした。今回のリニューアルでは、とくに総菜売場を刷新。店舗奥にあった売場を入口付近に移動させ、ベーカリーから肉総菜、魚総菜を1カ所にまとめて展開するなど、レイアウトを大きく変更している。
総菜売場を入口付近に移動
2010年に開業した美沢店は、JR「長岡」駅から約1.2㎞に位置するショッピングセンター（SC）「アクロスプラザ長岡」（新潟県長岡市）内に立地する。同SCには「ユニクロ」「クスリのアオキ」「西松屋」など31のテナントが入る。周辺はアパートやマンションが集まる住宅エリアで、半径2㎞圏内には約2万2000世帯／約4万9000人が居住する。とくに単身者や40～50代の子育て世代が多い。
同店の売場面積は約628坪で、改装前からほぼ変わっていない。
今回のリニューアルにおける最大のポイントは総菜売場だ。改装前は青果や精肉を中心にした売場構成となっており、近年拡大する簡便・即食需要に対応しきれていなかったという。こうした状況を踏まえ、今回の改装では売場構成を見直して総菜を強化した。
具体的には、店舗奥にあった総菜売場を入口付近へ移動させ、ベーカリーから肉総菜、魚総菜が続くかたちで店内の壁面右側いっぱいに即食商品が並ぶレイアウトとした。また、厨房は最新の設備を導入したほか、ガラス張りにして調理の様子を見せることでライブ感を演出している。
記事執筆者
早稲田大学文学部（ドイツ哲学専攻）を卒業後、教育系の編集プロダクションで国語の入試問題の制作を担当。2024年、ダイヤモンド・リテイルメディアに入社。
休日の大半を台所で過ごすほど、無類の料理好き。得意な料理は、出汁巻き卵と切り干し大根の煮物。料理研究家の土井善晴氏を尊敬している。
趣味は、ミニシアターで映画をみること。音の大きな映画が苦手で、日常を切り取ったような変哲のない映画やドキュメンタリー映画を好む。見た作品のリーフレットを持ち帰り、コレクションしている。
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