「原信美沢店」が改装オープン レイアウト大刷新した総菜売場を速報!

小笠原 玲 (ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者)

商品拡充で、簡便・即食需要に対応

 売場を見ると、入口すぐのインストアベーカリーコーナーでは、調理パン、菓子パン、サンドイッチなどを展開。新商品「OLUサンド」は、北海道産小麦3種類をブレンドした自社製食パン「北の恋ゆめ」に具材を挟んだもので、「海老キャベツ」「とんかつキャベツ」(各380円:以下税別)の2種類を販売する。

北海道産小麦3種類をブレンドした自社製食パン「北の恋ゆめ」に具材を挟んだ新商品「OLUサンド」
北海道産小麦3種類をブレンドした自社製食パン「北の恋ゆめ」に、具材を挟んだ新商品「OLUサンド」

 続く総菜は、おにぎりや弁当のほか、精肉総菜は「Meat Deli」、鮮魚総菜は「魚菜屋」、生鮮4部門連携によるサラダは「365×3salad life」といった屋号・ブランドを掲げ、店内製造商品をコーナー展開している。

 そのうち「魚菜屋」では取材時、佐渡の深海塩を使った「ぶりカマの塩焼」(100g258円)や「かれいの旨潮からあげ」(同178円)のほか、「ぷりぷり海老のシーフードグラタン」(2500円)など洋風メニューも揃えていた。

「魚菜屋」では、焼き魚や煮魚、揚物などの商品を販売する
「魚菜屋」では、焼き魚や煮魚、揚物などの商品を販売する

 「365×3salad life」では、「いちじく(雫:こしのしずく)とクルミのサラダ」(小サイズ398円)、「居酒屋風 だし香るお刺身サラダ」(398円)といった彩り豊かなサラダを販売。また、「トロピカルフルーツのヨーグルトアサイーボウル」(398円)などのスイーツ商品も提供している。

「365×3salad life」では生鮮4部門が連携して製造したサラダを提供
「365×3salad life」では生鮮4部門が連携して製造したサラダを提供

 そのほか、デザートコーナーでは新たなブランド「ポン・デ・パンチュール」を導入。「とろっとなめらかプリン」(180円)や「マルサラ酒香るしっとりティラミス」(350円)など、食品の加工・製造を行うグループ会社ローリー(新潟県/宮路光広社長)から供給した商品14SKUを展開。今後は原信のほか、同グループのナルス(新潟県/丸山三行社長)、フレッセイ(新潟県/早川仁社長)各店舗への拡大を予定する。

スイーツの新ブランド「ポン・デ・パンチュール」
スイーツの新ブランド「ポン・デ・パンチュール」
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記事執筆者

小笠原 玲 / ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者

早稲田大学文学部(ドイツ哲学専攻)を卒業後、教育系の編集プロダクションで国語の入試問題の制作を担当。2024年、ダイヤモンド・リテイルメディアに入社。

休日の大半を台所で過ごすほど、無類の料理好き。得意な料理は、出汁巻き卵と切り干し大根の煮物。料理研究家の土井善晴氏を尊敬している。

趣味は、ミニシアターで映画をみること。音の大きな映画が苦手で、日常を切り取ったような変哲のない映画やドキュメンタリー映画を好む。見た作品のリーフレットを持ち帰り、コレクションしている。

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