ローソン、単体での今期店舗数は純減に、出店抑制し既存店を強化

ダイヤモンド・リテイルメディア社
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ローソンが深夜「無人営業」」で検索 「ローソン山陰やローソン沖縄などのグループ会社を含めても期末店舗数は前期と同じ1万4659店舗となる見込みだ。 写真はロイター

 ローソンの2020年2月期の店舗数は単体で20店舗の純減となる。新規出店を抑制する一方、不採算店の閉鎖を増やして既存店の売り上げアップを図る。

 単体での新規出店は前期より370店舗少ない660店舗、閉鎖は680店舗と302店舗増やす。ローソン山陰やローソン沖縄などのグループ会社を含めても期末店舗数は前期と同じ1万4659店舗となる見込みだ。

 ローソン単体での19年2月期の既存店売上高は0.5%減、全店平均日販(1店舗1日当たりの売上高)も前期から5000円減少して、53万1000円となった。セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高が19年2月期に1.3%増、ファミリーマートも0.4%増となっており、ライバルに比べて既存店の不振が目立っている。セブンとファミマは全店平均日販も前期より増えた。

 既存店の売り上げが伸び悩んだことから、ローソンの19年2月期の連結営業利益は7.7%減の607億円、純利益も4.6%減の255億円といずれも2期連続の減少だった。20年2月期の営業利益はほぼ前年並みの608億円、純利益は29.6%減の180億円となる見通し。既存店売上高は0.5%増を見込む。

■ローソンの出店・閉店数(2020年2月期は会社計画)
2019年2月期 2020年2月期
単体
出店 1030店 660店
閉店 378店 680店
グループ計
出店 1067店 700店
閉店 400店 700店
総店舗数 1万4659店 1万4659店

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