イオンモールが名古屋駅近くにオフィス複合型の商業施設、21年秋に開業

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イオンモール名古屋
「ノリタケの森」隣接地の約5万7000平方メートルの敷地に複合施設を開発する

 イオンモールは4月9日、同社としては初となるオフィス複合型の商業施設を名古屋駅近くに開発すると発表した。2021年秋の開業を目指す。

 計画地は名古屋駅から北東1キロにあり、洋食器メーカーのノリタケカンパニーリミテドの本社に隣接する工場跡地に開発された公園やミュージアム、レストランなどの複合施設「ノリタケの森」に隣接する。

 周辺では27年のリニア中央新幹線開業を見込んで、大型マンションやオフィス施設の開発が予定されている。

 イオンが開発する「ノリタケの森プロジェクト(仮称)」は、オフィス施設に近隣型ショッピングセンターを併設する。商業施設部分は、オフィスで働く人や単身者が多い近隣住民を対象にしたテナント構成とする。

 イオングループでは、イオン九州が福岡市の繁華街・天神地区にある「イオンショッパーズ福岡店」をオフィスとの複合施設に改装し、今秋に全面開業する予定。大都市の中心市街地では今後、オフィスと商業施設の複合開発が増えそうだ。

■「ノリタケの森プロジェクト(仮称)」の計画概要
所在地 愛知県名古屋市西区則武新町3丁目
敷地面積 約5万7000平方メートル
開業予定日 2021年秋

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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