「公園の中」に出店した、ライフ花園中央公園店の新しい品揃えとは

取材・文:森本 守人 (サテライトスコープ代表)
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ライフ花園中央公園店

ライフ花園中央公園店

〒578-0923 大阪府東大阪市松原南1-1-25
電話:072-966-6155
近鉄けいはんな線「吉田」駅より徒歩20分

ライフコーポレーション(大阪府/岩崎高治社長:以下、ライフ)は9月17日、大阪府東大阪市に「ライフ花園中央公園店」(以下、花園中央公園店)をオープンした。東大阪市特定公園である「花園中央公園」に立地しており、同社にとって公園内に出店するのは初のケースだ。そんななか、独自商品を中心に地域需要に応える新たな品揃え、売場づくりにチャレンジしている。

「戦略的にはまず選ばない立地」

ライフ花園中央公園店 杉野洋店長
杉野洋店長
「地域の皆さま、また公園を利用される方にも、花園中央公園店に気軽に立ち寄っていただける店づくりをめざします」

 花園中央公園店は、近鉄けいはんな線「吉田」駅から直線距離で南南西へ約1㎞に立地。屋内型スポーツコートやカフェが入る2階建て複合施設の1階に入居している。幹線道路の府道702号線に面し、クルマでのアクセスは良好である。

 花園中央公園店の南側には、野球場や陸上競技場などが隣接する。高校ラグビーの聖地として知られる「東大阪市花園ラグビー場」は、店舗から南へ約200mの至近にある。公園内には大規模なドッグランも整備されており、地元のほか、広く府民から親しまれている。

 店舗から半径1㎞圏には、1万1517世帯/2万7711人が居住する(2015年国勢調査数値)。このうち足下の同500m圏内に絞ると2151世帯/5586人で、周辺が公園となっているぶん、既存店と比較すると商圏人口は少ない。ライフは近年「店舗から半径1㎞圏内でのシェア向上」を掲げており、岩崎高治社長も「通常なら戦略的にはまず選ばない立地で、前例のないユニークな店」と述べている。

 こうしたなかライフが出店した理由は、

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取材・文

森本 守人 / サテライトスコープ代表

 京都市出身。大手食品メーカーの営業マンとして社会人デビューを果たした後、パン職人、ミュージシャン、会社役員などを経てフリーの文筆家となる。「競争力を生む戦略、組織」をテーマに、流通、製造など、おもにビジネス分野を取材。文筆業以外では政府公認カメラマンとしてゴルバチョフ氏を撮影する。サテライトスコープ代表。「当コーナーは、京都の魅力を体験型レポートで発信します」。

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