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ドラッグストア 顧客データ分析・活用戦略
オムニチャネルの競争激化で変わる
新・成長ビジネスモデル
2014年2月28日(金)

 ドラッグストアが新たな競争環境に直面している。流通業界で進行する異業態間競争のなかで、ドラッグストアは相対的に利益率の高いOTC販売を軸にこれまで競争優位性を保ち、成長を続けてきましたが、OTC市場の伸び悩み、消費の多様化、オーバーストアによる同質化競争の激化が進む市場環境の変化のなかで、その成長スピードに鈍化の兆しが見え始めています。さらに規制緩和によるOTCのネット販売の解禁は、ドラッグストア以外の異業態からの進出に加え、大手のネット販売企業の本格参入も始まり、リアル(店舗)とネット販売を問わずさらなる競争激化が必須の情勢になってきております。
 ドラッグストア業界ではこの競争環境激化のなかで、新たな成長ステージを模索する動きが活発化しています。その戦略の方向性として注目されるのが、「顧客データの分析&活用戦略」。すでに先行しているドラッグストアではPOSデータの公開を開始し、メーカー・卸売業との協業のなかで、POSデータおよび顧客属性を取り込んだID-POSデータの分析・活用を基軸とした経営戦略に大きく舵を切り始めております。
 ダイヤモンド流通戦略セミナー2014「ドラッグストア 顧客データ分析・活用戦略 」では、ネットとリアルが融合し、競争激化が進行する流通業界の中で、ドラッグストアが目指すべき競争優位の経営戦略ビジョンを海外事例および注目企業の取り組み事例を業界のスペシャリストのご講演を通して明らかに致します。

 

 

開催概要

開催日時 2014年2月28日(金)
13:25~16:30(受付開始 13:00~)
会場 ソラシティ カンファレンス センター 1F Room C
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ 
TEL:03-6206-4855
http://solacity.jp/cc/access
参加対象者 ドラッグストア、調剤併設型チェーンDgS、調剤専門薬局、他 流通業 (経営者層、経営企画部門・営業企画部門、調剤部門の管理職の方々)
メーカー(経営者層、経営企画部門・営業企画部門・マーケティング部門の管理職の方々)
参加定員 100名
参加費 無料(事前登録制)
お申込み方法 下記URLよりお申し込みください。
「満員御礼・受付修了致しました」
参加して頂けることになった方には、受講票をメールでお送りいたします。
※お申込み多数の場合には抽選とさせていただきます。あらかじめご了承ください。

 

■主催 株式会社ダイヤモンド・フリードマン社
■協賛 株式会社 日本医療データセンター
■後援 株式会社ダイヤモンド社

セッションスケジュール

【開会のご挨拶】13:25~13:30

 


 

【講演】13:30~14:30
「オムニチャネル時代の米国ドラッグストア 最新戦略に学ぶ」

 

株式会社エレガント・ソサエティ 取締役社長
若林 哲史 氏

 

株式会社エレガント・ソサエティ 取締役社長
若林 哲史 氏

 スマートフォンやタブレットの急速な普及、ソーシャルメディアの利用拡大は、流通業と顧客接点のあり方に新たな変化をもたらし、流通業と顧客がよりシームレスな関係で結びつくオム二チャネル時代が到来し、流通業は顧客により快適な購買体験を提供する新たな戦略が求められております。オム二チャネル化が急速に進みつつある米国流通業・注目企業のオムニチャネル戦略の最新動向を解説するとともに、オム二チャネル化に新たな成長の機会を見出すウォルグリーンズ、CVCケアマークなど主要ドラッグチェーンの最新戦略を解説していただきます。

 

講演者略歴●カリフォルニア州、ロサンゼルスに在住。南カルフォルニア大学 MBA。1983年に㈱エレガント・ソサエティを、業務視察、社員研修のコーディネート会社として創業。アメリカ小売業の視察チーム、セミナーのコーディネーターおよび講師として活躍。その他、日本での講演活動、流通業界誌への寄稿などを通じてアメリカの小売業の最新情報の紹介を行っている。顧客には、食品メーカー、スーパーマーケット、百貨店、フード・サービス、専門店チェーンなど、流通業界全般に幅広くもっている。

 


 

【協賛企業・講演】14:30~15:20
「ドラッグストアにおけるリアルワールドデータの活用方法とその事例」

 

株式会社日本医療データセンター(JMDC) ヘルスケア事業部 事業部長
本多 功征 氏

 

株式会社日本医療データセンター(JMDC)
ヘルスケア事業部
事業部長
本多 功征 氏

 DgS業態においても、2000年前半からFSP(Frequent Shopper Program)を導入する企業が増え始めた。近年は、ID-POSとのリンケージにより、「いつ」「どこで」「何を」「どれだけ」「いくらで」販売されたかに加え、「誰が」が捕捉できるようになりMDの精度が格段に飛躍した。ID-POSは、確かに詳細な販売記録であるが、自店に限られたデータであり、過去のデータである。また、代理購買の課題も含蓄している。真に消費者の購買行動の分析や消費者ニーズを把握するには、ID-POSに加え、患者のリアル受診状況が分析でき、医療現場に近い切り口でのCRM、MDの構築が必要である。DgSにおいて未活用のデータ、それはDgS自身が保有する「調剤レセプト」というビッグデータである。近年、注目が集まるJMDCの「Pharmasta」の活用事例を通し今後のDgSにおけるコアコンピタンスについてお話しいたします。

 

講演者略歴●法政大学法学部卒業、学習院大学マネジメントスクール ディマンド&サプライ・チェーン・マネジメントコース修了。住友電気工業株式会社、大王製紙株式会社を経て、2000年、参天製薬株式会社入社、薬粧事業部 営業統括部、営業企画部、他を経て現職。2013年4月、JMDCにおいて流通業向けビジネス「ReMediX」、「Pharmasta」事業の展開を開始する。
その他、「ドラッグストアニュース」をはじめ各種流通業界誌への記事執筆などを通じリアルワールドデータの流通向け分析手法、活用事例の紹介を行っている。

 


 

【休憩】15:20~15:30

 


 

【講演】15:30~16:30
「データ活用で変わる ドラッグストア経営戦略の未来」

 

株式会社サンキュードラッグ 代表取締役社長
平野 健二 氏

 

株式会社サンキュードラッグ  代表取締役 社長
平野 健二 氏

 人口減少・高齢化によるコモディティ商品の市場縮小、小商圏化による市場縮小の影響、ネット販売の台頭、オム二チャネル化による顧客の購買行動の変化など、ドラッグストアを取り巻く経営環境が大きく変化しているなかで、ドラッグストアの今後の経営戦略はどうあるべきなのか。狭域商圏に店舗網を構築して、早くから顧客ID付POSデータの分析・活用によって、パーソナルニーズの需要を掘り起こす最適な売場づくりやクロスマーチャンダイジングに取り組んでいるサンキュードラッグの仮説・実践・検証型のデータ活用による売場づくりの最新事例を通して、今後のドラッグストア成長戦略についてお話しいただきます。

 

講演者略歴●一橋大学商学部卒業、サンフランシスコ州立大学経営大学院修士課程 マーケティング専攻修了(MBA取得)。1985年 参天製薬株式会社入社、1986年 株式会社 サンキュードラッグ入社、1994年 オールジャパンドラッグ株式会社取締役就任、1996年 株式会社サンキュードラッグ代表取締役就任、2003年 株式会社サンキュードラッグ代表取締役社長就任(現任)、2011年 北九州市立大学MBA非常勤講師。2012年 サンキュードラッグと地域ドラッグストアチェーン17社で、合計約800万人の会員(ID-POS)分析データの提供、メーカー・卸と協業で潜在需要の開拓を行う「ID-POSマーケティング研究会」をスタートさせ、その運営会社Segment of One & Only(略称SOO)の代表に就任。

 


 

【閉会】16:30

 

 

お申込み方法

■下記URLからお申込みください。
「満員御礼・受付修了致しました」

参加いただけることになった方には、受講票をメールでお送りいたします。
定員になり次第お申し込み受付を締め切らせていただきますので、ご了承ください。
お申込み多数の場合には抽選とさせていただきます。あらかじめご了承ください。

 

■個人情報の取り扱いについて:
記載いただいた個人情報は本セミナー案内のために利用するとともに
主催企業および協賛企業の個人情報取り扱いポリシーに基づいて取り扱いいたします。

株式会社ダイヤモンド・フリードマン社
http://diamond-rm.net/list/privacy

株式会社日本医療データセンター
http://www.jmdc.co.jp/jp/other/privacy.html

 

■【お申込みに関するお問い合わせ】
ダイヤモンドグラフィック社内  ダイヤモンド流通戦略セミナー事務局
TEL:03-5772-3803 (土・日曜・祝日を除く平日9:30~17:30)
Mail:nagata@diamond-gra.co.jp