「お客さまの喜びと働く喜びを両立する 商売の基本」発刊記念セミナー 生活者視点の事業展開で切り拓く小売業の“未来”

2022年7月26日（火）14：00～16：30（オンライン開催）

オンラインセミナー

無料（事前登録制）

小売業、流通業、消費財メーカーの役員、経営企画部門、マーケティング部門、商品開発部門、店舗戦略部門、デジタル部門、営業企画部門の管理職の方々

【主催者挨拶】

株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア
編集局『ダイヤモンド・ドラッグストア』編集長
小木田泰弘

【講演①】

お客さまの喜びと働く喜びを両立する「商売の基本」の徹底で小売業は大きく変わる！

株式会社本多コンサルティング
代表取締役社長
本多 利範 氏

たゆみなく変化する社会において変わらないのは「それでも人は街へ出る」ということです。お客さまが感動すれば、商売はできます。今のお客さまが求めている喜びとは？そして小売業で働く喜びとは？コロナ禍のようにさまざまなことが大きく変わっていく状況は、新しいビジネスの誕生を後押しします。既存の事業をベースにしつつ、生活者の視点を盛り込んだ社会課題解決型の事業を展開すること。そしてお客さまの喜びと働く喜びを両立することが、小売業の“未来”につながると確信しています。今回はコンビニエンスストア黎明期から40年以上流通業界に身を置き、ゼロから仕組みをつくってきた経験から、アフターコロナにおいても勝ち残るためのヒントをお話しいたします。

＜本多 利範 氏 プロフィール＞

1949年 神奈川県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。大和証券を経て、1977年株式会社セブン-イレブン・ジャパン入社。1996年、同社の最年少取締役に就任（取締役食品部長、当時）。98年に渡韓し、ロッテグループ専務取締役として韓国セブン-イレブンの再建に従事。帰国後、スギ薬局専務取締役、ラオックス代表取締役社長、エーエム・ピーエム・ジャパン代表取締役社長などを歴任。2010年よりファミリーマートにて常務取締役員として新規事業を担当、15年より取締役専務執行役員・商品本部長としておにぎりや弁当など多くの商品の全面改革に取り組む。17年に取締役専務執行役員・社長補佐就任、ユニー顧問を兼務。18年に株式会社本多コンサルティングを設立。
2022年3月に「商売の基本」（ダイヤモンド社）を発刊。著書に『売れる化』『おにぎりの本多さん』（プレジデント社刊）など

【講演②】

メール・スプレッドシートによる非効率業務を打破し、
コミュニケーションを高速化させるデジタルを用いた小売業の働き方改革　

株式会社セールスフォース・ジャパン
インダストリートランスフォーメーション事業本部
小売消費財業界シニアマネージャー　リテール・ストラテジスト
小川 哲 氏

小売業において業務効率化・生産性向上を目指す場合、従来は店舗のオペレーションをどう省力化・自動化するかに主眼が置かれがちでした。その一方で、本部の各事業部での業務効率化、本部～店舗のコミュニケーションの効率化については、旧来型のメールやスプレッドシートを中心とした非効率な業務が残っているのではないでしょうか？
本部そして本部～店舗間の業務において、手作業の分析による無駄や遅延、社内外の関係者とのコミュニケーションの遅延・ナレッジの属人化、社外の取引先とのプロジェクト管理の煩雑さなど、小売業の旧来型の働き方による課題をデジタルを活用することで解決し、働き方改革を進めていく必要があります。
そこで、最新のデータを自動で集計・更新、社内外とのコミュニケーションの高速化や共同作業を効率化する新しい働き方を小売業界の事例を交えてご紹介いたします。

＜小川 哲 氏 プロフィール＞

2006年、東京工業大学大学院総合理工学研究科を卒業、17年HEC Parisにて経営学修士（MBA）を修了。06年㈱野村総合研究所に入社し、小売業・サービス業向けのシステム構築、システムコンサル、業務コンサルに従事する。17年から㈱ファーストリテイリングにて生産・商品企画における全社DXを推進。19年に㈱セールスフォース・ドットコムに入社し、小売業の専門家として海外事例の調査、対外発表、ソリューション企画などをリード。

休憩

【ディスカッション】

アフターコロナの新常態におけるチェーンストア躍進のヒント

株式会社本多コンサルティング 代表取締役社長 本多 利範 氏

元 株式会社セブン＆アイ・ホールディングス 常勤監査役 関 久 氏

コロナ禍における消費者の考え方の変化から、商品開発、店舗開発、売場づくり、データ活用、人手不足対策、デジタルトランスフォーメーション（DX）、そして小売業の社会貢献まで、本多利範氏が元セブン＆アイ・ホールディングス常勤監査役の関久氏が対談をいたします。アフターコロナの新常態におけるチェーンストア躍進に必要なことは何か、徹底対談いたします

＜関 久 氏プロフィール＞

1978年株式会社セブン-イレブン・ジャパン入社。1989年オペレーションZM、1996年に建築設備本部設備部統括マネジャー。2003年建築設備本部設備開発統括マネジャー、同年5月に常勤監査役就任。2005年セブン＆アイ・ホールディングス常勤監査役に就任（兼任）。2014年セブン＆アイ・ホールディングス常勤監査役退任、2019年セブン-イレブン・ジャパン監査役退任。