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現役主婦が“あえて”選ぶ。買って良かった!無印良品おすすめ食品8選

衣類、生活雑貨、食品と、幅広い品揃えで品質の良い商品を提供する「無印良品」。最近は、食品カテゴリーでも独自の存在感のある商品が揃っています。今回は、日頃から節約に関心の高い現役主婦の筆者が、「無印良品」の食品の中で“買って良かったと感じた商品”を解説します。
※本文中の価格はすべて本体価格

暑い季節にぴったりな盛岡冷麺

 まず紹介したいのは、「盛岡冷麺」(1人前×2セット490円)です。麺をゆでて、水で希釈したスープと合わせるだけで簡単に盛岡冷麺が作れます。岩手の郷土料理である盛岡冷麺。冷やしラーメンや冷やし中華などはよく見るものの、冷麺は一般的なスーパーマーケットではあまり見かけない印象です。

 冷麺といっても、焼肉店でよく見かける透明感のあるつるつるとしたコシの強い麺にはあまり出会えた記憶がありません。無印良品の「盛岡冷麺」は、ゆでるだけで簡単に焼肉店の冷麺に近い食感が再現できますし、トッピング次第ではさらに本格的な冷麺を作ることも可能です。

 そうめん、冷やしラーメン、冷やし中華だけでない夏の麺類の新たな選択肢として、これからも購入していきたい商品です。

日々の食卓に役立つ冷凍食品

 無印良品では冷凍食品も豊富に揃えています。その中でまず購入したのが、「塩こうじからあげ」(390円)です。国産の鶏むね肉を塩麹で漬け込み、米粉をつかってサックリ仕上げた衣と、しっとりした食感が特長になっています。

 実際に食べてみると、よくある冷凍から揚げのジューシーさとボリューム感が控えめなため、油っぽさを感じないさっぱりとしたおいしさを楽しめました。塩麹により味に深みがでていますので、さっぱりとしていても物足りないことはありません。チキンのナゲットなどとも違った味わいで、からあげの良さが引き立っています。一般的な冷凍から揚げでは、油っぽさを感じる人に特におすすめできます。

 続いて、試したのが「キンパ」と「おにぎり」です。今回購入したのは、「キンパ サムギョプサル1本(8切れ590円)と「五穀米ごはんの鮭おにぎり」(400g:80g×5個、550円)です。

 一般的なスーパーマーケットでは、焼きおにぎりはよく見かけますが、キンパや五穀米のおにぎりなどはなかなか見つけられない印象です。 実際にいただいてみると、キンパは冷凍食品とは思えないほど本格的でおいしく、おにぎりは塩味というよりはだしの味が効いている素朴な味わいを楽しめました。コンビニやスーパーマーケットの総菜売場で販売しているおにぎりや海苔巻きとは一味違った、無印良品ならではのおいしさの印象を持ちました。おにぎりは個包装のため、必要な時に1つずつ温めていただけるのも嬉しいですね。

冷凍ミールキットも!

 冷凍食品の「ベーコンとチーズのキッシュ」(550円)も試してみました。サイズ感としてはやや小ぶりですが、デパ地下などで購入するよりは手ごろな価格と感じます。

 実際にいただいてみると、タルト生地がさくさくとしておいしく、さらにベーコンとチーズの塩気がしっかりと効いて濃厚な味わいを感じました。解凍後にオーブントースターでタルト生地がサクッとする程度に焼くと、焼きたてのような食感も楽しめるようです。「日々の定番料理に」とまではいきませんが、クリスマスや誕生日など、特別な日の洋食メニューを手ごろな価格で華やかにするのにはぴったりです。

 そのほか無印良品の冷凍食品では、フライパンで簡単に調理できるミールキットもラインナップしており、今回は「豚肉のガーリックソテー」を試してみました。2人前で300g、価格は690円です。フライパンで具材とソースを合わせるだけ簡単に出来上がります。

 5人家族のわが家には、1つでは少々足りませんでしたが、簡単に調理ができるので、冷凍庫にひとつあると便利です。ソースが濃い目でおいしいので、薄味好きであれば、野菜などを少し追加してボリュームアップしてもよさそうです。

低価格な菓子類

 無印良品は、菓子の品揃えも豊富です。筆者の中で「無印良品の菓子」といえば「バームクーヘン」が定番ですが、意外と光るのが低価格な菓子類です。今回は、「ポテトスティック ブラックペッパー」と「ひとくちウエハース チョコクリーム」(いずれも120円)を試してみました。

 筆者が特に気に入ったのは、「ポテトスティック ブラックペッパー」です。じゃがいもの味が生かされたポテトスナックに、ブラックペッパーのスパイシーなフレーバーが引き立ちます。コンビニでも一般的なスーパーでもあまり見かけないしっかりしたブラックペッパーのフレーバーは、大人も子どももやみつきになりそうです。

 低価格な菓子類なら、特別な日に限定せず、気軽にリピートできる点もありがたいですね。

「無印良品」で買いたい食品とは

 無印良品の食品と言えば「レトルトカレー」「バームクーヘン」が有名ですが、今回はあえてそれ以外の商品を選んでみました。衣類、生活雑貨のイメージの強い無印良品ですが、他チェーンにはない独自の食品ラインアップは目新しさと面白さを感じます。さらに、「無印良品なら品質も良いのではないか」と品質への信頼感がある点も、食品の安全性への抵抗感を減らしてくれます。

 一般的なスーパーマーケットだけでは、商品ラインアップに限界を感じることもありますが、おいしいもの、面白いものを求めて、無印良品のような店舗で食品を購入するのも、買物の楽しさにつながるのではないでしょうか。