ファミリーマート「直巻おむすび」の包装フィルム変更 石油系プラ年70トン削減へ

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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大手コンビニチェーンのファミリーマート(東京都/細見研介社長)は、8月3日に「直巻おむすび」の包装フィルムを薄くして、環境に優しいバイオ素材を配合すると発表した。同社はこの変更によって、石油系プラスチックを従来品より1個当たり約15%削減し、年間70tの石油系プラスチックを削減できるとしている。

創立40周年に向けてのチャレンジ企画の1つとして取り組む

 今年9月の創立40周年に向けてファミリーマートは、チャレンジ企画「40のいいこと!?」を展開中で、直巻おむすびの包材変更は37番目のチャレンジに当たる。「40のいいこと!?」は、「もっと美味しく」「たのしいおトク」など5つのキーワードを基に展開されているが、今回の包材変更はその1つの「食の安全・安心、地球にもやさしい」によるものだ。

 また、ファミリーマートは環境問題への中長期的取り組みとして「ファミマecoビジョン2050」を策定しており、直巻おむすびの包材変更はその一環でもある。「ファミマecoビジョン2050」は持続可能な社会の実現に貢献するため、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマで、2030年(中期)と2050年(長期)の数値目標を設定している。

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