植物性ヨーグルト市場、健康や美容ニーズの高まりを受け市場は拡大基調に

山田陽美(ライター)
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各社ではCMやWEBなどでトライアルを促進

 ポッカサッポロフード&ビバレッジの「SOYBIO豆乳ヨーグルト」が好調に推移している。豆乳特有の豆くささを取り除く「おいしさ丁寧搾り製法」で、クセなくおいしく仕上げた。また、血清コレステロールを低下させる働きを持つ大豆たんぱく質を含んだ特定保健用食品「豆乳で作ったヨーグルト」も堅調に推移している。WEB広告やキャンペーンで新規ユーザー獲得を図っている。

 マルサンアイではこの春に「豆乳グルト」のパッケージをリニューアル。植物由来の乳酸菌「TUA4408L」で発酵させ、なめらかな舌触りを実現した。パッケージでは「植物由来の乳酸菌」を使用していることを大きく表示し、大豆イソフラボンやコレステロール0などを強調し、商品特長が伝わりやすいように変更。テレビC MやWEB、交通広告、キャンペーンなどで話題を喚起する。

 フジッコは20年3月に発売した「フジッコ大豆で作ったヨーグルト」を今年3月にリニューアル。新製法を導入することで、大豆をまるごと使用しながらも、さらになめらかでクリーミーな食感を実現した。自然な大豆風味を残しつつ、大豆特有のにおいや渋みだけを低減させることで、よりスッキリとした後味にした。

 栄養価に加え、サステナブルの観点から植物由来の食品に対する関心が高まっており、主要メーカーの商品開発も活発になってきている。今後も引き続き、トライアルを促進することでさらなる市場拡大につながりそうだ。

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