三幸製菓が「三幸の揚せん」を新発売!王道感のある味わいとパッケージ

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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三幸製菓

マーケティング部部長
足立 和彦氏

 コロナ禍においては、家族みんなが楽しめる安心感のあるロングセラーブランドが好調で、三幸製菓も「雪の宿」や「粒より小餅」「チーズアーモンド」などが売上を伸ばした。また、家飲みが増えたことで、おつまみとしての需要も高まっており、「三幸の柿の種」や「ごまとじゃこ」も好評。白ごまとじゃこの素材が入った香ばしい味わいのうす焼せんべい「ごまとじゃこ」は「連食性のある味わい」をコンセプトにした商品で、まだ配荷率は低いものの取り扱っている店舗では回転率が高くなっている。この春には同じコンセプトの「ダイズとアーモンド」を新発売。生地に丸粒の黒大豆と大豆粉を配合した、素焼きアーモンド入りのせんべい。1袋あたりたんぱく質5.1g、糖質15%オフ(三幸の柿の種比)の健康訴求型商品となっている。今後は「ごまとじゃこ」と合わせて、健康おつまみ売場を提案していく。

 さらにこの春は「三幸の揚せん」2品を新発売。不景気になると食べ応えがあり、腹持ちのいい揚げせんべいが伸長することから、同社では王道の揚げせんべいを発売。スマートフォンを多用する時代、手が汚れるお菓子は敬遠されることから、こぼれにくく手が汚れにくいスティック型を採用。油分控えめなのに、濃厚な揚げ感のある味わいに仕上げた。パッケージでは揚げマークを大きく入れ、揚げせんの王道感を演出した。

 また「粒より小餅」に期間限定で紀州産梅肉パウダーを使った、おつまみに合う濃厚な味わいの「梅味」をラインアップ。4種の梅味と海苔巻が楽しめる。2月からは「粒より小餅」のテレビCMを投下していく。

 同社ではおうち時間を楽しく過ごすために、米菓を使ったアレンジレシピを紹介。簡単でおいしいレシピをブランドサイトやPOPなどで紹介し、米菓の楽しみ方を広げていく考えだ。

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