ドリンクヨーグルト市場、健康増進の高まりを追い風に再び拡大基調に

山田陽美(ライター)
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日本ルナ:高たんぱく脂肪0で好調の「イーセイ スキル」、ドリンクタイプがいよいよ登場

日本ルナではアイスランド発、高たんぱく・脂肪0の乳製品「イーセイ スキル」から待望のドリンクタイプを発売。また、好調の「ビフィズス菌のむヨーグルト」は、ブランド名「Bifict(ビフィクト)」を冠してリニューアル発売し、ドリンクヨーグルト市場で存在感を示している。

日本ルナ「イーセイ スキル」のドリンクタイプと「ビフィズス菌のむヨーグルト」

日本独自のフレーバーも展開「イーセイ スキル ドリンク」

 「スキル」はアイスランドで1000年以上前から食べられているヨーグルトとチーズの中間のような乳製品だ。シルクのようになめらかな舌ざわりを持ち、脂肪0で高たんぱくという点から、ヨーグルトに続く新たな健康志向の乳製品として注目されている。

 アイスランドの「スキル」の中でもNo.1ブランドである「イーセイ スキル」は、欧州を中心に1 7カ国で展開。セレブのSNS投稿から人気に火が付き、アメリカではギリシャヨーグルトの人気が下火になる中、「イーセイ スキル」が大きく伸長している。

 日本ルナでは、日本のヨーグルト市場が停滞する中、新たな乳製品として高たんぱく・脂肪0の特長を持つ同品に着目。開発元のMSアイスランドデイリーズ社とライセンス契約を交わし、アジア圏初上陸となる「イーセイ スキル」を2020年3月に発売した。

 日本ルナ「イーセイ スキル」のフレーバーは「プレーン」、「バニラ」、そして20年9月28日に発売された日本オリジナルのフレーバー「ベリーミックス」の3アイテム。メーンターゲットは美や健康に対する意識が高く、トレンドに敏感な20~40代の女性だ。

 コンセプトは「たどり着いたのは、私らしく生きるためのプロテイン」。一般的なヨーグルトに比べたんぱく質が多く含まれており、脂肪0でありながら、シルクのようななめらかでクリーミーな食感が特長で、そのまま食べるだけでなく、ドライフルーツなどをトッピングしたり、料理や菓子作りに使うこともできる。

 そして、20年9月、「イーセイ スキル」に待望のドリンクタイプが加わった。アイテムはほんのり甘い「プレーン」、本場アイスランドでも人気のフレーバー「ストロベリーバナナ」、日本のオリジナルフレーバーとなる「ブルーベリーアップル」の3品。甘みがあり飲みやすく、既存のデザートタイプとは違った味わいが楽しめる。

 「イーセイ スキル」の新フレーバーとドリンクタイプ発売に合わせて、同社では北欧の人気食器メーカー「イッタラ」「アラビア」の食器やQUOカードが当たる「北欧食器が当たる! Isey SKYRと暮らそうキャンペーン」を実施し、好評を得ている。

性年代問わず幅広い層が支持
「Bifictビフィズス菌のむヨーグルト」

 20年3月以降、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、乳酸菌を積極的に摂取したいという生活者が増えており、ヨーグルト市場も活気を帯びている。

 日本ルナの「ビフィズス菌のむヨーグルト」は15年の発売以来伸長を継続しており、直近では前年比27%増(20年9月)と、非常に好調に推移している。

 20年10月、同品は改めてブランド名「Bific(t ビフィクト)」を付け、「Bifictビフィズス菌のむヨーグルト」としてリニューアル発売した。プロバイオティクスである、生きて腸まで届くビフィズス菌HN019を使用。カルシウム321mg、鉄2.3mgが入ったプレーンタイプと、4種のベリーとヨーグルトの甘い味わいが特長の「ミックスベリー」の2種をラインアップし、240gのたっぷりサイズで、ながら飲みにも適している。同ブランドの性年代別売上構成比をみると、ドリンクヨーグルト市場全体と比較し男性の比率が高く、お昼休みや夕食で飲用するケースが多いようだ。

 日本ルナでは高たんぱく・脂肪0の「イーセイ スキル」、「Bifictビフィズス菌のむヨーグルト」を中心に、乳製品売場の再活性化に貢献していきたいとしている。

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