時代のニーズをいち早くキャッチ!「食品卸」こだわりのオリジナル商品を提案
伊藤忠食品
たんぱく質を増量しさらにおいしくリニューアル
伊藤忠食品では、食を通じてユーザーに健康を提供する「からだスイッチ」シリーズを展開。多様化するライフスタイルやニーズに対応するため、サプリメントや粉末飲料、菓子、ペットボトル飲料などを提供してきた。
なかでも大人向けの粉ミルク「おとなのミルク習慣プレミアム」が好調だ。栄養価の高い粉ミルクにホエイ由来のミルクプロテインのほか、体を守るラクトフェリン、乳酸菌を配合した。この秋はたんぱく質を増量し、さらにおいしくリニューアルを図った。1回(20g)の摂取でたんぱく質が6g補える。また、北海道産粉乳を使用し、乳糖の配合量を増やすことでさらに濃厚なミルク味で毎日おいしく続けられる。
たんぱく質を多く含む食材もあるが、毎食摂取量を考えるのは大変だ。その点、「おとなのミルク習慣プレミアム」は、コーヒーやお茶に入れるだけでなく調味料としても使えるので、手軽にたんぱく質を摂取することができる。たんぱく質不足が懸念されるシニア・シルバー世代を中心に、たんぱく質不足を感じている人すべてに提案していく。
日本アクセス
おいしくて健康感のある「完熟トマトと鶏ひき肉のカレー」
長年にわたり食品の総合卸として日本の食に携わってきた日本アクセスは、働く女性のための健康増進プロジェクト「からだスマイルプロジェクト」を立ち上げ、現在20アイテムを展開している。
この秋には、トマトと果実の甘味と酸味がマイルドな味わいのカレー「完熟トマトと鶏ひき肉のカレー」を新発売。トマトのフルーティーな味わいに、隠し味としてココナッツミルクパウダー、マンゴーチャツネ、りんごペーストなどを加えることでマイルドな味わいに仕上げた。さらに鶏ひき肉を加えることで全体のボリューム感と旨みが増し、ソテードオニオンが野菜の旨みと食欲をそそる香りを引き立てる。化学調味料不使用で、おいしくて健康感のあるカレーに仕上げた。
さらに、メディアなどで話題のスーパー大麦“バーリーマックス”を4000㎎使用したトマトベースの野菜スープ「スーパー大麦と完熟トマトの6種野菜スープ」を発売中。トマトやたまねぎ、赤パプリカなどの6種の野菜を使い、化学調味料不使用のやさしい味わい。袋ごと電子レンジ調理が可能なので、忙しい時などに便利だ。
三井食品
フィンランド生まれの国民的チョコレートを提案
三井食品は、三島食品の“ゆかり®”の風味を味わえる、鮮やかな赤紫色と甘酸っぱい味わいが特徴のチューハイを発売し好評を得ており、3年目となる今年も「三島のゆかり®使用チューハイ」を数量限定で発売。今年は“ゆかり®”が発売50周年の記念年でもあり、より“ゆかり®”の紫蘇の香りを引き立てる味わいを感じられるよう、人工甘味料・着色料・香料不使用はそのままに、香りとコクをアップした。
一方、フィンランドを代表する菓子メーカーの「ファッツェル社」のチョコレートを輸入販売。1922年から変わらぬレシピでつくられ、発売から100年近く経っても今なお愛される、ファッツェル社を代表するブランド「カール・ファッツェル」や、ファッツェル社の3代目社長ピーター・ファッツェル氏が日本文化に感銘を受けて名付けた「ゲイシャ」。さらに日本でもよく知られる「ムーミン」がパッケージに描かれている親しみやすいブランドを展開していく。ファッツェル社のお菓子は世界40カ国以上で販売されている世界中で愛される北欧の定番菓子で、日本市場でもブレイクすることは間違いなさそうだ。
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