巣ごもり需要により簡単・手づくり商品の需要が急増!ホームメーキング材料の品薄続く

山田陽美(ライター)
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汎用性の高いホットケーキミックス

 デザートの素同様に巣ごもり需要で拡大したのが、お好み焼粉やホットケーキミックスなどのプレミックス。KSP-POSデータのプレミックスの期間通算の金額PIは2077円で対前年同期比27.8%増。1月までは前年割れが続いていたが、2月から需要が徐々に高まりはじめ、3月は同42.7%増、4月は122.3%増、5月は83.4%増と大きく伸長した。6月以降も2ケタ近くで推移している。

 ホットケーキミックスは小麦粉や砂糖、ベーキングパウダーなどがミックスされているので、簡単にさまざまお菓子がつくれるのが特徴。パンケーキやドーナツ、クレープ、マフィンなどのお菓子のほか、肉まんやたこ焼などにも活用できる。親子で手軽に手づくりのお菓子が楽しめるホットケーキミックスは引き続き好調だ。

 簡単・手づくりメニューとして人気のお好み焼粉やたこ焼粉も好調で、一時は品薄になるほど。小麦粉でもつくれるが、鰹や昆布などのだしや山芋が入っているので、手軽においしくつくれる点が支持されている理由だ。

定番のお好み焼粉ホットケーキミックスが上位

 プレミックスのランキングをみると、お好み焼粉・たこ焼粉では、オタフクソースの「お好み焼こだわりセット4人前」がトップで、次いで日清フーズの「お好み焼粉500g」「たこ焼粉500g」、ブルドックソースの「月島もんじゃ焼 ソース味98g」、日本製粉の「ニップンお好み焼粉 袋200g」が続く。ほとんどの商品が金額PIの前年比は2ケタ増と大きく伸長した。

 ホットケーキミックスでは、森永製菓の「ホットケーキミックス600g」がトップで、対前年同期比72.3%増となった。そのほか、シジシージャパンの「ホットケーキミックス600g」、日清フーズの「ホットケーキミックス 極もち540g」、昭和産業の「SHOWAホットケーキミックス600g」などが続く。国産原料を使った商品やふんわりもっちり感などの食感に特徴のあるもの、たんぱく質や食物繊維を強化した健康志向の商品など、こだわりの商品も登場している。

 コロナ禍における需要は“特需”といえるが、トライアルの獲得にもつながったため、継続購入を促進するために、引き続き、メニュー提案を強化していく必要がありそうだ。

プレミックス 金額PIランキング
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