無印良品、植物肉「大豆ミートシリーズ」を発売、ハンバーグなど4品

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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無印良品の植物肉「大豆ミートシリーズ」
ハンバーグとミートボールは味付きで、電子レンジで温めてそのまま食べられる。

 「無印良品」を展開する良品計画は10月28日、大豆由来の植物肉を使った「大豆ミートシリーズ」4品を発売した。環境問題への意識や健康志向が高まる中、植物肉への需要は高まっており、良品計画では新たな食の選択肢を提供する。

 発売したのは、「大豆ミート ハンバーグ」(1個)、「同 ミートボール」(80グラム)、「同 ひき肉タイプ」(同)、「同 薄切りタイプ」(同)で、価格はいずれも税込290円。無印良品の店舗とオンラインストアで購入できる。

 市販の大豆ミートは冷蔵タイプや乾燥タイプが多いが、常温保存が可能で、水戻し不要な商品とした。ハンバーグとミートボールは味付きで、電子レンジで温めてそのまま食べられる。

 人口増加に伴って世界の食肉需要は拡大しているが、家畜が排出する二酸化炭素や飼料用穀物を栽培する際に大量の水を使用することなどが問題となっている。植物肉は畜肉に比べて生産時の水の使用量と二酸化炭素の排出が少ない。

 大豆ミートを使ったオリジナル商品は、セブン-イレブン・ジャパンやローソンなども販売している。

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