ジンズホールディングス(HD)子会社のThink Lab(シンク・ラボ、東京都千代田区)は9月10日、在宅勤務用のブース型デスクの販売を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が増える中、自宅でも集中して仕事ができる製品として開発した。
販売を開始したのは、常設型の「シンク・ラボ・ホーム」(幅80センチメートル、税込み通常価格1万4000円)、折りたたんで収納できる「シンク・ラボ・ホーム・プラス」(幅95センチメートル、同4万9900円)の2種類。
クラウドファンディングサイトの「Makuake(マクアケ)」を通じて受注生産する。受注の上限は1000人で、シンク・ラボ・ホームが限定800個、シンク・ラボ・ホーム・プラスが限定200個の生産となる。
シンク・ラボは、ジンズが開発した眼鏡型のウェアラブルデバイス「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」を使って、集中力を高めるための研究を行っている。研究の成果を生かして2020年2月にシェアワーキングスペース「シンク・ラボ汐留」(東京都港区)を開設。また、7月には「スターバックスコーヒー CIRCLES 銀座店」(東京都中央区)内に「シンク・ラボ銀座」をオープンした。