カテゴリーフォーカス:スンドゥブ、内食化の追い風を受けて手軽でおいしいスンドゥブが需要増

2020/09/10 08:00
ライター 山田陽美

丸大食品、海老・牡蠣ベースの新商品の投入でブランドの底上げを図る

スンドゥブ市場をリードする丸大食品では、ベースのだしを魚介の味から海老・牡蠣に変更したスンドゥブをこの秋に新発売。外食でも人気の海老・牡蠣ベースのスンドゥブを投入することで、新規ユーザーの獲得を図り、市場を盛り上げていく。

丸大食品のスンドゥブ商品

内食化の進行により「スンドゥブ」は好調が続く

 自家製辛味調味料と濃厚なあさりの旨味が特長の丸大食品「スンドゥブ」は、シェア約8割近くを占めるトップブランド。コク深い味わいの〈辛口〉に加え、辛さ控えめの〈マイルド〉のほか、個食に対応した1人用の〈170g×3袋入り〉、電子レンジ調理が可能なカップ入りなど、多様化するニーズに対応してさまざまな形態の商品を展開している。秋冬の鍋シーズンだけでなく、夏のスタミナ料理としても人気で、年間を通して安定した需要だ。

 とくに今年の春は新型コロナウイルス感染拡大対策に伴う外出自粛により、内食化が進行したことで、同社の「スンドゥブ」は、3月から5月まで対前年比120%で推移。さらに1人用の〈170g×3袋入り〉は対前年比300%と大きく伸長した。豆腐と卵ですぐに本格的な味が楽しめるため、これまで食べたことがなかった新規ユーザーが流入してきたと予想される。

 同社ではさらに市場を活性化していくために、ベースのだしをあさりから海老・牡蠣に変更した「海老スンドゥブ」「牡蠣スンドゥブ」を9月に新発売。海老と牡蠣はお鍋に入れる魚介類ランキングで上位にランクインするほど人気の魚介類で、外食店でも海老や牡蠣のスンドゥブは人気メニューとなっている。そこで同社ではベースのだしを海老・牡蠣に変えた「スンドゥブ」を投入することで、今までとはひと味違ったスンドゥブが楽しめることを提案し、ブランド全体の底上げを図っていく。

 パッケージは高級感や本格感のあるデザインを採用し、店頭での視認性を高めた。具材として豆腐のほか、牡蠣や海老、あさりなどを加えるとさらにおいしく仕上がることをシズル写真で訴求。また、「12年連続売上№1」であることをパッケージに入れることで、初めての人も手に取りやすくした。

 レギュラーの〈辛口〉と〈マイルド〉に次ぐ3品目の「スンドゥブ」として新商品を育成し、市場に定着させていく考えだ。

人気家電をビジュアルに採用し「お家スンドゥブ」を訴求

 秋冬の需要期に向けては、昨年好評だったLINEを活用したレシート応募型キャンペーンを10月1日~11月30日まで実施。「スンドゥブ」を購入してLINEで応募すると、人気家電の「BRUNOコンパクトホットプレート」やJCBギフト券、Amazonギフト券などが抽選で合計420名に当たる。

 外食のイメージが強いスンドゥブを家庭でも手軽に楽しめることを知ってもらうため、同キャンペーンでは、人気のホットプレートをビジュアルに採用して、「お家スンドゥブ」というイメージをわかりやすく伝えていく。

 また、昨年はツイッターやインスタグラムでキャンペーン告知を行った後にレシピ投稿を行うことで、エンゲージメント数が上がったことから今年もより頻繁に投稿を行い、キャンペーンへの応募を促す。キャンペーン用店頭販促ツールも用意。売場では冷凍ケースやラックなどへ置かれていることもあることから、こうした売場へ対応したスウィングPOPも今年は用意し、購買を促進していく考えだ。

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