“売れる”POPを簡単に作れる!自社の商品を「ニュース」にするための言葉5カ条

2020/06/25 05:55
川上徹也 コピーライター

こんにちは。コピーライターの川上徹也です。この連載では「店舗の皆さんが、チラシ・POP・メニューなどでどのような言葉やストーリーを書けば売り上げに繋がるか」の理論について、実例を交えつつ紹介しています。今回は「こんな今だからニュースを売る」という手法をお伝えします。

saleポップ
getty/primeimages

 先日おもしろいニュースを見ました。 香川県のバス会社、琴平バスが実施している「おうちでオンラインバスツアー」です。

 ひと言で言うと「Zoomを通じた仮想バス旅行」なのですが、これがなかなか楽しそう。ツアー内ではバスガイドが参加者と「自己紹介」や「クイズ」などでコミュニケーションをとります。もちろん途中の風景等もバーチャルで楽しめます。

 目的地に着くと、現地ガイドがライブ中継を行い、動画とリアルタイムの解説によって、観光地にいるような臨場感を演出してくれます。特に秀逸な仕組みだと思ったのは、参加者に事前に「旅のしおり」や「旅先の食べ物やお酒」などがクール宅配便で送られてくること。これによって、一緒に食事タイムも演出できますし、ツアー料金の単価を上げることも可能になります。また現地の食品会社などを応援するとこともできます。

 このような新しいサービスはニュースとして注目を集めます。テレビ、新聞、ネットなどのメディアで取り上げられるとより多くの人に知ってもらうことができます。今の時期であれば、「おうちでオンラインバスツアー」のように、リアルでしかできないと思われていたことをオンラインでサービスすると、メディアに取り上げてもらえる可能性は高くなります。

 自分たちの業種とは違うから関係ないと考えるのではなく、あなたの店でも何かニュースになるようなサービスを考えてみてはどうでしょう?

ニュースを伝えやすい言葉には法則がある

 人はニュースが大好きです。ニュースとは英語のnewから派生した言葉で、要は「新しい情報」です。新しい情報はそれだけで価値があり、人を引きつけます。なぜなら人間の脳には、新しい情報を快感と受け取る性質があるからです。もちろん、人によって、その感受性にきな差はありますが。

 チラシ・POPなどにキャッチコピーを書く時にも、ニュースであることがわかる言葉を入れることは「売り」につながります。たとえば以下のような言葉を組み合わせて使ってみましょう。ニュースであることが伝わりやすくなります。

①「初」「新」などの要素を入れる
「日本初」「世界初」などの「初めて」を表現する言葉や、「新発売」「新登場」「新食感」「新常識」など「新」がつく言葉は、それだけでニュースになります。

(例)
「日本初!スイーツの常識が変わります」
「この口どけ、新食感」

②年月日時曜日などの要素を入れる
具体的な日時や曜日が入っていると、新しさを感じてニュースになりやすくなります。

(例)
「コロナ対策セールは6月30日まで」
「金曜日はビーフシチューの日」

③多くの人が待ち望んでいたというニュアンスを入れる
「ついに」「とうとう」「いよいよ」「待ちに待った」などの言葉が入ると、多くの人が待ち望んでいた印象が生まれるので、ニュースだと感じてもらいやすくなります。

(例)
「ついに登場!免疫力アップの秘密兵器」
「待ちに待ったゴールドカラーの発売です」

④世間で話題になっているニュアンスを入れる
「あの」「話題の」「注目の」「期待の」「噂の」「好評につき」「おなじみ」「再入荷」「一番売れた」などの言葉が入ると、世間で話題になっていたり売れている印象が生まれるので、ニュースだと感じてもらいやすくなります。

(例)
「今、話題の夏マスク入荷しました」
「好評につき エスニック味 再入荷!」

⑤初めて世の中に伝える情報だというニュアンスを入れる
「発表」「公開」「宣言」「告白」「解禁」などの言葉が入ると、初めて世の中に伝える情報だと信じて、ニュースだと思いやすくなります。

(例)
「発表 この春、一番売れた化粧品」
「告白 私、こんなおいしいアイス 初めてです」

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