味の素冷凍食品 家庭用冷凍ギョーザのパイオニア “わが家の味”として愛されるブランドへ=連載:深掘りすれば見えてくる「ギョーザ」

2020/06/01 11:00
ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局

ターゲット&オケージョンを拡大するラインアップに

 現在、味の素冷凍食品では「ギョーザ」のほか、「しょうがギョーザ」と「ひとくち餃子」も展開し、ラインアップの拡充を図っている。

 18年秋に新たな定番の味として発売された「しょうがギョーザ」は、にんにくを使用せず、代わりにさっぱりとしたしょうがの風味を利かせたギョーザだ。開発チームが専門店を食べ歩いて研究し、食べ飽きない味を追求してたどり着いた味で、発売以来、女性を中心に好評価を得ている。

 一方、19年秋に発売した「ひとくち餃子」は、例えるならお酒に合うギョーザだ。昭和30年代から大阪ではおなじみの、扇形で一口サイズ、パリッパリの食感が楽しめるギョーザをモデルにしている。ピリッと辛いラー油を使用し、コク深い味わいがクセになるおいしさだ。昨今、人気が高まる家飲み需要を意識した商品でもあり、オケージョンの拡大を図っている。また、20年5月下旬より肉量史上最高*、食べ応え抜群な「肉餃子」の数量限定発売を予定している。

 これら商品で冷凍ギョーザ市場をリードしているが、同社ではまだまだ成長ののびしろはあると見込んでいる。というのも、「ギョーザ」は売上日本一ではあるが、年間購入率はまだ2割程度。とくに20~30代の購入率が低い。そこで、こうした若年層にも手にとってもらうために、おいしさはもちろん、「ギョー ザ」がもつ楽しさも伝えるプロモーションを積極的に展開し好評を得ている。

 今後も「ギョーザ」を中心にラインアップを強化していくことで、家族三世代から愛される定番の味をめざし、ブランドを育成していく考えだ。※当社家庭用餃子類従来品比

ギョザマキャンペーンのポスター
若年層をターゲットにしたユニークな「ギョザマキャンペーン」のポスター
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