「ご飯がススム辛口キムチ」、市場全体が伸長するなか商品の個性を引き立たせてヒットの要因に
旬の白菜を訴求するために多様なプロモーションを展開
また同時にリニューアルを行った「ご飯がススムカクテキ」については、好評なかつおの風味はそのままに、すっきりとした甘さと、アクセントとしてピリッとした辛さを加えるなど、ブラッシュアップを行った。
「いずれも、よりおいしく食べていただきたいという想いで、さまざまな分析を行い、改良を加えています。シリーズ商品を店頭で同時展開することで、かなりの相乗効果が生まれている事例も多いので、今後はそうした提案を強化していく方針です」(奥富氏)
また白菜の旬に合わせた販促施策も展開していく予定だ。レギュラー商品については、11月には「増量キャンペーン」を実施。実質的な値下げで“家計応援”という意味合いもある。
冬には、キムチ鍋などで需要が高まる時期により多くの人に食べてもらうことを目的として同社が制定した、2月26日の「ご飯がススムキムチの日」に合わせた訴求も、例年どおり展開する予定だ。
キャンペーン情報などは、InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSを活用して拡散していく予定だ。そのほかレシピ提案に加え、ユーザーからレシピ募集するなど、さまざまなかたちでコミュニケーション戦略を強化していくことで店頭販促をサポートしていく方針だ。