- 中華総菜の皮、ピザクラフトはコロナによるおうち時間の影響か3月以降前年大幅プラス。直近まで継続している。
- タコス人気で好調なトルティーヤも更に伸長している。
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カテゴリー分析
生地・皮カテゴリーは餃子や春巻、焼売などの中華総菜の皮で全体の90%以上を構成、残りはピザクラフトやタコスで使用するトルティーヤなどで構成されている。
生地・皮カテゴリー全体の金額は2/17週以降継続して前年比プラス。最も前年比が高かったのは4/20週で171%、直近の8/17週でも115%と高い増加率が続いている。
▲KSP-POS食品SM(全国、2020/1/6週~8/17週計)
▲KSP-POS食品SM(全国、2020/1/6週~8/17週計)
サブカテゴリー別
金額構成は小さいが、トルティーヤやピザの金額前年比の伸長が特に目立つ。5/4週はトル
ティーヤで301%、ピザは299%。ピザは3月に入って前年比がプラスに転じている事からコロナの影響が考えられる。トルティーヤはタコス人気の影響からか1月時点から既に前年比大幅プラスであったが、3月以降更に好調となった。
▲KSP-POS食品SM(全国、週次2020/1/6週~8/17週)
中華総菜の皮に絞ってみると、構成の小さいワンタンは好不調がまばらだが、餃子、春巻、焼売は似た推移をしている。2月末から直近まで継続して前年プラスで推移、 4/20週の伸長が最も大きく、餃子162%、春巻176%、焼売191%。
餃子の皮
餃子の皮を枚数別で見ると、20枚以下が30%強、21~30枚が40%強、31枚以上が20%強の金額構成。4月に入って全体の売上が伸長する中、31枚以上の大容量は4/13週に前年比185%となった。5/4週には20枚以下と21~30枚を合わせた金額シェアが80%超となった。大容量商品が一時的に品薄になったとみられる。5月後半以降はどの枚数の前年比も似た波形で推移している。
▲KSP-POS食品SM(全国、週次2020/1/6週~8/17週)
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アイテムランキング
▲KSP-POS食品SM(全国、週次2020/8/17週)
<調査概要>
POSデータ︓ KSP-POS(食品SM)週次
期間 ︓ 週次2020年1月6日週~8月17日週
地域 /店舗数 ︓ 全国 約950店舗
*KSP-POSは全国150チェーン約1030店舗の食品スーパーから収集した販売情報データベースです。
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