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*POSデータの対象店舗数、抽出期間等は巻末参照。
カテゴリー別
酒類(果実酒を除く)の中で商品名称に「ボール」を含む商品群は、前年比プラス基調で推移を続けている。売上の多くを占めるのはチューハイ・カクテル(RTD)の分類。2022年11月、ビアボールの発売でビール分類が新たに登場し、前年比は更に大幅プラスに転じた。ビアボールのインパクトは大きいが、ビアボール(ビール分類)を除いても2023年1月の金額前年比は107%と好調である。
▲KSP-POS食品SM(全国、月次 2022年1月~2023年1月)
ブランド別
最もシェアが大きいのはタカラ焼酎ハイボール、次いで角ハイボール、トリスハイボール。2022年8月まではこの3ブランドで全体の約90%の金額を占めていた。9月に麒麟特製酎ハイボールが発売されると、全体の金額前年比が109%に上昇(前項グラフ参照)。シェアも6%獲得。ビアボールが発売されると更に金額が上乗せされ、11月のビアボールのシェアは12%とトリスハイボールを抜いて3番目に大きい金額となった。
▲KSP-POS食品SM(全国、月次 2022年1月~2023年1月)
▲KSP-POS食品SM(全国、月次 2022年1月~2023年1月)
▲KSP-POS食品SM(全国、月次 2022年1月~2023年1月)
2023年1月 アイテムランキング
上位30商品中、6商品が2022年以降発売の新商品(黄色)。ビアボールは販売店率68%と扱いも多い。既存品も上位品では多くの商品で前年比プラス。
▲KSP-POS食品SM(全国、月次 2023年1月)