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KSP-POS マーケットトレンドレポート
「酒類『○○ボール』」

KSP-POS マーケットトレンドレポート 「酒類『○○ボール』」
  • ウイスキーを炭酸で割った「ハイボール」、焼酎を炭酸で割った「焼酎ハイボール」がスタンダード。既存品も好調に前年プラスで推移。
  • 2022年11月、新たにビールを炭酸で割る「ビアボール」が登場し話題となった。
  • レモンサワーでお馴染みの麒麟特製ブランドからも「酎ハイボール」が発売されている。

*POSデータの対象店舗数、抽出期間等は巻末参照。

カテゴリー別

酒類(果実酒を除く)の中で商品名称に「ボール」を含む商品群は、前年比プラス基調で推移を続けている。売上の多くを占めるのはチューハイ・カクテル(RTD)の分類。2022年11月、ビアボールの発売でビール分類が新たに登場し、前年比は更に大幅プラスに転じた。ビアボールのインパクトは大きいが、ビアボール(ビール分類)を除いても2023年1月の金額前年比は107%と好調である。

▲KSP-POS食品SM(全国、月次 2022年1月~2023年1月)

ブランド別

最もシェアが大きいのはタカラ焼酎ハイボール、次いで角ハイボール、トリスハイボール。2022年8月まではこの3ブランドで全体の約90%の金額を占めていた。9月に麒麟特製酎ハイボールが発売されると、全体の金額前年比が109%に上昇(前項グラフ参照)。シェアも6%獲得。ビアボールが発売されると更に金額が上乗せされ、11月のビアボールのシェアは12%とトリスハイボールを抜いて3番目に大きい金額となった。

▲KSP-POS食品SM(全国、月次 2022年1月~2023年1月)

▲KSP-POS食品SM(全国、月次 2022年1月~2023年1月)

▲KSP-POS食品SM(全国、月次 2022年1月~2023年1月)

2023年1月 アイテムランキング

上位30商品中、6商品が2022年以降発売の新商品(黄色)。ビアボールは販売店率68%と扱いも多い。既存品も上位品では多くの商品で前年比プラス。

▲KSP-POS食品SM(全国、月次 2023年1月)

 

<調査概要>

POSデータ:KSP-POS 月次データ 期間:月次 2021年1月~2023年1月 地域 /店舗数:全国 約770店舗 *KSP-POSは全国150社約1040店舗の食品スーパーから収集した販売情報データベースです。

食品 POS データの販売・分析・活用の株式会社KSP-SP

弊社は全国食品小売業約1040店舗から収集した POS データをメーカー様、卸売業様に活用いただくための POS 情報として販売しております。

<主なご提供サービス>

・インターネット経由で検索・ダウンロードできる月額定額制のクラウドサービス( KSP ワイド 他) ・価格分析や競合分析など特定のテーマに絞って提供するPOS 分析レポート ・得意先様のPOS データ活用支援を行う POS データ専門分析ツール(CCMC_S) ・小売業様のPOS データ開示を支援するための専門ツール(SUP LINK)
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