家電量販店業界では、2012年にビックカメラ(東京都)がコジマ(栃木県)を、ヤマダ電機(群馬県、現・ヤマダホールディングス:以下、ヤマダHD)がベスト電器を買収して以降、同業同士の大きなM&A(合併・買収)は起こっていない。その一方で活発化しているのが、人口減少などによる中長期的なマーケット縮小を見据え、家電販売以外の事業に活路を見出す「脱・家電」の動きだ。各社はリフォーム事業などに注力するほか、異業種との提携も進めている。
業界最大手のヤマダHDは、
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