流通業向けPOSシステムやASP事業で実績のあるブレーン・カンパニー(本社長野県/唐木芳典社長)と、カメラ映像を利用した売場管理システム・モニタリングシステムの開発などを手がけるデータフォース(本社東京/北川政知社長)は、POSレジの操作記録と店内設置カメラの録画映像データを連携させ、一元管理ができるシステム「Active brain-EYES」を共同で開発、3月1日より発売した。
このシステムは、POS レジのジャーナルデータとネットワーク型監視カメラによるPOS レジ操作の録画映像データをデータセンターで一元管理。取引ごとに双方のデータを紐付けすることができる。従来は人力で監視していたカメラ映像を自動解析し、商品や「取消」「値引き」等の操作ボタンをキーワードにして任意の映像を検索することができる。
POSまわりにおける不正やトラブルの防止、社員教育や購買分析などへの応用が見込まれる。さらに、クラウド型データサービスとすることで、ユーザーはネットワーク型カメラを購入・設置すればよく、あとは、ASPサービスを基幹契約することで、インターネット環境のあるところならどこでも、データセンターにアクセスし、必要な映像を見ることができ、導入初期費用、運用費用が比較的に安価ですむ。