日本ケンタッキー・フライド・チキン(本社:東京都渋谷区、以下日本KFC)は、インテック(本社:富山県富山市)が4月よりサービスを開始したクラウド 型トレーサビリティ サービス「i-TRe(アイトレ)」を利用し、商品の原材料情報の収集管理業務の運用を5月から開始した。
日本KFC では、販売する商品の厳重な品質管理を実施し、成分情報を仕入業者から「規格書」として収集、一定の管理基準をもって保管管理していた。しかし、規格書は紙で収集していたため、収集に時間が掛かり、紙の情報をデータ化する手間も発生していた。
i-TReは、インテックが本年4 月よりサービスを開始した、食品の安全を安心につなげるトレーサビリティシステム。食品の提供者が、説明責任 を果たすために当該食品に関する情報の収集・管理と、当該食品の流通履歴を把握できる“トラック&トレース”の仕組みをクラウド型のサービスとして提供す る。
日本KFCは、i-TReの導入により、紙での規格書収集と比べてコスト削減と業務効率化を図り、さらに情報を正確かつ迅速に共有することにより、商品の品質管理の精度が向上したとしている。
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