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アマゾン仏部門、封鎖で販売40─50%増=幹部

仏アミアン近郊のアマゾン物流施設
11月18日、米アマゾン・ドット・コムのフランス部門を率いるフレデリック・デュバル氏は、ロックダウン(都市封鎖)により販売が40─50%伸びたと明らかにした。仏アミアン近郊のアマゾン物流施設で9月撮影(2020年 ロイター/Pascal Rossignol)

[パリ 18日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コムのフランス部門を率いるフレデリック・デュバル氏は18日、ロックダウン(都市封鎖)により販売が40─50%伸びたと明らかにした。

フランスは10月30日から全国で2回目の封鎖に入り、少なくとも12月上旬まで続くとみられる。飲食店のほか必要不可欠でない店舗が休業となる。

デュバル氏はフランス・インターラジオの番組で封鎖によって販売が拡大したと述べた。仏通信販売事業者協会(FEVAD)の統計では40─50%増となっているとし、おおむね同社の状況と一致すると語った。

デュバル氏は小売り各社が大々的なセールを行う「ブラックフライデー」を今年は取りやめるかどうか明言しなかった。今年のブラックフライデーは27日に予定されているが多くの小売店は封鎖のため営業できない。

クリスマスの買い物のための機会を提供する必要があるとした上で「封鎖中に営業できなかった小規模小売店ができるだけ早く再開できることを願う。27日までに実現すればすばらしい」と語った。