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クローガーが予測「25年の5大フードトレンド」、セインズベリーのアルディ対策とは

クローガー、「2025年の5大フードトレンド」を発表

 米クローガー(Kroger)は2024年10月、「25年の5大フードトレンド」を発表した。プライベートブランド(PB)「Our Brands(アワ・ブランド)」の商品開発担当者やバイヤー、シェフ、傘下のデータ分析会社84.51°など食の専門家チームが、新たな食のトレンドや25年の消費者行動について予測している。

クローガーは「2025年の5大フードトレンド」を発表した

 予測トレンドの1つが「PBへのシフト」だ。ナショナルブランド(NB)と同等以上のPB商品がより多く開発され、消費者はPBを選ぶことで、節約しながらおいしさや品質も享受している。25年度もNBの代替としてPB商品を購入する消費者が増え、消費者ニーズに合わせてPBのイノベーションも続くとみられる。

 「強く塩辛い味」もトレンドに見込まれる。消費者は食卓全体の新鮮さや明るさ、食感を高めるために、酸味や塩辛さ、発酵による風味を取り入れようとしている。25年は、オリーブやピクルス、ザワークラウト、キムチのような塩辛い漬物が伸びそうだ。

 3つめのトレンドは

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