アマゾン・ドット・コム、同社最大級の最新型FCを稼働
米アマゾン(Amazon.com)は2024年10月、最先端のAIやロボティクス技術を導入した次世代型フルフィルメントセンター(FC)を、ルイジアナ州シュリーブポートで開設した。延べ床面積は約300万平方フィート(約27万8709㎡)で、アマゾン最大級のFCとなる。
その中核を担っているのが最先端の多階層コンテナ型在庫システム「セコイア(Sequoia)」だ。23年10月にテキサス州ヒューストンで初めて導入されたものと比べて5倍の3000万点以上の商品在庫を保管。
移動ロボットやロボットアームを制御して、ワークステーションで待機する作業員のもとへ商品を運搬する。
ロボットアームには、従来の「ロビン(Robin)」や「カーディナル(Cardinal)」に加え、商品を自動で認識してつかみ上げる「スパロー(Sparrow)」の最新版が採用された。最先端のコンピュータービジョンとAIを活用し、あらゆる形状、大きさ、重さの商品を2億点以上取り扱えるのが特徴だ。
これら3種類のロボットアームを組み合わせることで、数百万点もの商品とユーザーからの注文を高精度で処理できる。
また、
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